Euro Football Rumours

今シーズンは22出場

レスター・シティは2015/16シーズン、プレミアリーグ史上名高い「奇跡の優勝」を成し遂げ、フットボールの歴史に名を刻んだ。

その最大の功労者のひとりMFエンゴロ・カンテ（29）はその後、チェルシーに引き抜かれ、2シーズン連続でプレミアリーグ王者に輝いた。

フランス代表としてもワールドカップも制覇に貢献。その名を不動のものにしたのは記憶に新しいはずだ。

だが、今シーズンは怪我などの影響もあり、チェルシーを率いるフランク・ランパードの信頼を勝ち得ていない。

昨シーズンはUEFAヨーロッパリーグ（EL）制覇に貢献するなど、ほぼフル稼働だったカンテだが、今シーズンはここまで22試合の出場に留まっている。

フランス紙『L’Équipe』は14日、かねてよりこのフランス代表を狙うユベントスが獲得に近づいていることを報じた。

同紙は「カンテはチェルシー時代、師弟関係にあったマウリツィオ・サッリのお気に入りだった選手のひとりだ」

「このフランス代表獲得には7000万ユーロが必要だが、イタリア王者はトレードでの移籍を考えている」

「ビアンコネーリは今シーズンより、チームを率いるサッリの構想外となっている選手もあり、チェルシーもオファーの内容次第では耳を傾けるだろう」

「カンテには同胞ジネディーヌ・ジダンが率いるレアル・マドリー、パリ・サンジェルマンも目を光らせている」と主張する。

守備的MFとして屈指の才能を誇るカンテだが、来シーズンは新天地に向かう可能性が浮上しているようだ。