ユベントス、選手の給与削減実施へ前進! キエッリーニがC・ロナウドらと合意
2020/03/28
tribuna.com
年俸3100万ユーロのC・ロナウドは…
新型コロナウイルスの感染拡大はとどまるところを知らない。
医療崩壊に直面しているイタリアでは感染者数がおよそ86000人となり死者が10000人に迫るなど、さらなる脅威にさらされている。
もちろんフットボール界にも甚大な被害は出ており、今後ユベントスを含む各クラブが財政面で困難を抱えることは容易に想像がつくところだ。
その中、イタリア紙『TUTTO SPORT』は現地時間28日、ビアンコネーリのジョカトーリ(選手たち)がクラブ経営を助けるべくとった行動を伝える。
これによると、CBジョルジョ・キエッリーニがアンドレア・アニェッリ会長、ファビオ・パラーティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)と給与削減に関して電話会談により議論を交わした模様。
また、この背番号「3」はGKジャンルイジ・ブッフォン、CBレオナルド・ボヌッチ、そしてFWクリスティアーノ・ロナウドに相談したものとみられ、3選手ともに首を縦にふったものとみられる。
同紙は「今後、他の同僚にも打診を行うキエッリーニが、全選手から公式戦やトレーニングの中断期間を対象とした給与削減への賛同を得る見通しが立っている」と報じている。
なお、年俸が3100万ユーロ(約37億円)とチーム内最高額であるC・ロナウドは、380万ユーロ(約4億6000万円)を受け取らない形となる。
「ティフォージのためにピッチに立つ」という仕事がない今、クラブを守るために勇気のある決断を下したビアンコネーリ戦士に拍手を送りたい。
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