それぞれ決勝戦の地で激突を視野

新型コロナウイルスの影響により、UEFAはチャンピオンズリーグ（CL）とヨーロッパリーグ（EL）の開催を中断している。

“カレンダー”がずれ込んでいるため、今シーズンに限り、準決勝のレギュレーションを変更するかもしれない。

スペイン紙『AS』は15日、ベスト8までは現行のルールで行うが、ベスト4からは一発勝負での決戦を予想している。

同紙は「新型コロナウイルスのパンデミック（感染爆発の意）により、欧州のフットボールシーンはいつ再開を迎えるかも不透明な状況に陥っている」

「CLとELも開催が中断され、再開が待たれる状況だ。UEFAは両大会を“早期”に終了させるために準決勝のレギュレーションを変更する可能性がある」

「今シーズンのCLの決勝戦はイスタンブール（トルコ）で開催され、ELはグダニスク（ポーランド）で開催される」

「両大会の準決勝はそれぞれの決勝戦の会場で開催され、一発勝負でファイナリストを決める可能性がある」

「大会を早期に終了させるために、準決勝に限り1stレグと2ndレグを廃止し一発勝負での決着が最も可能性が高い“案”となるだろう」と主張する。

この案が締結されれば、公平性を欠く可能性は高い。しかし、今シーズンに限っては致し方ないのかもしれない。