コロナウイルスがセリエAに暗い影… ユベントス対インテルは無観客試合での開催決定
2020/02/28
www.gqitalia.it
今週末開催の5試合が無観客に
新型コロナウイルスは東アジアから遠く離れたイタリアでも甚大な被害をもたらしている。
ロンバルディア州を皮切りに次々と感染の被害が確認されると、今週には感染者が200名以上にまで急増。
スポーツ界はもちろん、一部の街で隔離措置がとられるなど日常生活にも多大な影響が出ている状況だ。
またカンピオナートでも先週末に開催予定となっていたセリエA第25節で4試合が延期となるなど、シーズンを無事に終えることができるかどうか危惧する声が上がっている。
その中、ティフォージの興味は今週末に控える“デルビー・ディ・イタリア”の開催可否に注がれていた。
ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長は「我が国の公衆衛生を最優先に考えなければならない」とコメントを残し、かねてから囁かれていた無観客試合での開催に同意する意思を見せていた。
そして『Liga SerieA』は現地時間27日、第26節・ユベントス対インテルを含め5試合で無観客で開催する決定を下している。
スクデット争いの行方を大きく左右する“天王山”を前に盛り上がりに、人々に脅威を与えるコロナウイルスが水を差す格好となった。
いつもと異なり静まり返ったアリアンツ・スタジアムで大一番を迎えることもあり、ジョカトーリ(選手たちの意)のメンタリティに何らかの変化が見られるかもしれない。
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コメント
イタリアは感染者が
急に増えた印象。
本当残念ですね。
収入も痛いですが、ホームアドバンテージを受けられずにスクデットを左右する一戦になってしまうなんて。
内容もさる事ながら、運にも見放されている感じがします。
王者なのでそういった試練も乗り越えてこそと言われますが、今季はそんな事も言ってられないのが現状なので・・・。