既に3000万ユーロのオファーは届いているとも

今年の夏季マーケットにおいて、大注目が予想されるFWパウロ・ディバラ（21歳）に関して、頻繁にメディアに登場しているパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長が再び口を開いた。少し前に、アーセナルが交渉をしていることが噂として取り上げられていたが、それでもなおユベントスが優勢であるとの見方が強まっている。ザンパリーニ会長は『Rai Sports』に対し次のように話した。

「今のところ、いくつかしっかりとしたオファーが我々の元に届いている。多くを離せないが、2つのクラブからおよそ3000万ユーロのオファーが届いたよ。しかし、私は彼らに4000万ユーロでなければ話にならないことを伝えておいた。その他、バスケスについてのオファーも握っているよ。」

「ユベントスについて？彼らはディバラを獲得することが出来るだろう。既にジュゼッペ・マロッタとはコンタクトを取っているし、彼らが関心を示していることについては間違いないだろうね。しかし、彼らは急いだ方が良いだろうね。彼を欲しがっているクラブはユベントス以外にも存在している。」

「近い内にディバラの代理人と会うつもりだ。彼がイタリアで次を探す可能性？現時点では50％だと言っておこう。」

ザンパリーニ会長はメディアを通してユベントスにプレッシャーをかけている。4000万ユーロという即決価格を設定したうえで、“オークション”にかけているのだろうか。慎重に検討してもらいたいところ。