C・ロナウド、ユベントスを救う一発で奪還をめざす伊杯準決勝1stレグはドロー発進
窮地を救う一発!
煮え切らない前半45分を終えたユベントスだが、イブラヒモヴィッチを経由して後半早々の47分にピンチを迎える。
だが、この窮地にまたしてもブッフォンがファインセーブをみせ、チームを救ってみせる。
それでも54分、ディバラのポストプレーからクアドラードがシュートを放つも枠を大きく外す。
つづく59分、またしてもビアンコネーリの背番号「10」がチャンスメイク。RSBマッティア・デ・シリオへ絶妙なパスを通す。
グラウンダーのクロスにMFブレーズ・マテュイディが飛び込むも及ばず、このボールを拾ったディバラがコントロールシュートをみせるもドンナルンマにキャッチされてしまう。
徐々にエンジンがかかり始めたとも思われた61分、アーリークロスにイブラヒモヴィッチが飛び込むが合わない。
だが、後方に控えていたFWアンテ・レビッチが右足で合わせ、先制点を許してしまう。
この展開にマウリツィオ・サッリが動く。63分、MFラムジーを下げMFロドリゴ・ベンタンクールを投入。
つづく70分にも、デ・シリオを下げFWゴンサロ・イグアインを投入。同点弾を狙いにかかる。
すると71分、この試合ハードワークをみせていたDFテオ・エルナンデスがディバラへのチャージにより、この試合2枚目のイエローカードを提示され退場処分となる。
数的優位に立ったユベントスは73分、マテュイディを下げMFアドリアン・ラビオを投入。交代カードを切り終える。
CKからDFマタイス・デ・リフトのヘディングシュートなど、ビアンコネーリはやや勢いが出始める。
すると84分、クアドラードがボールを運ぶとディバラへ。PA内、右45度で受けたラ・ホヤは鋭いシュートを見舞うもサイドネットへ。
このまま試合終了かと思われた87分、クリスティアーノがアクロバティックに狙うと、このシュートがハンドを誘発。
ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、PKの判定。91分、この好機をポルトガル代表FWが決め、試合をふりだしに戻してみせる。
アディショナルタイムは6分。攻勢を強めるユベントスだったがミランも譲らず、そのまま試合は終了。
コッパ・イタリア奪還を目指すビアンコネーリは、準決勝2ndレグに望みを繋いだ。
▼試合結果
ミラン 1-1 ユベントス
▼得点者
アンテ・レビッチ 61’
クリスティアーノ・ロナウド 91’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
ケディラがいかに重要な存在か ここ最近の試合は特にそう思う
アレグリ時代もロナウドが来てピャニッチマテュイディケディラありきの4-3-3になってから中盤はケディラの稼働率の低さに悩まされた印象が強い
組み立てでもピャニッチが消されると下がってきたラムジーディバラくらいしか出しどころがなくなること多いし、ゴール前でも出ていこうとするんじゃなく足下で受けたがる選手が多すぎて、ボックス外で沢山横パス繋いでやっとクロス入れても結局跳ね返されることが多い 相手の守備がいいのもあるけど、それでもゴール前に飛び込んでいけるポジショニングに秀でた中盤はやっぱり必要
あ、後サッリにはディバラ起用継続を是非お願いしたいですね それこそケディラあたりの安定的な稼働率が見込めないと4-3-3は機能しにくい気がするんです
ベンタンクールはできますけどね。
ムラがあるけど、ピャニッチの代わりではなく
ケディラのあとを担うのはベンタンクールだろう。