モナコとのカードについては「倒せる」

先週のドルトムント戦の勝利（3-0）に直接結びつくプレーを披露し、一昨日のジェノア戦（1-0）でも決勝点を決めているFWカルロス・テベス（31歳）。チームに対し、献身的なプレーを披露してきたテベスには、称賛の声が上がっているところだが、ユベントスのOBであるズビグニェフ・ボニエクもテベスに対してコメントしている。イタリアのラジオ番組『Radio Onda Libera』に出演したボニエクは次のように語った。

「テベスという選手には単純に驚いているよ。ユベントスには伝統的に素晴らしいFWが在籍してきたが、彼はユベントスに所属したFWの中でもトップクラスの実力を持っているね。彼の素晴らしい活躍がユベントスを勝利に結び付けている。」

また、ユベントスがチャンピオンズリーグ準々決勝で、モナコと対戦することに関してはこのようにコメントした。

「正直悪くないカードだと言っておこう。ユベントスは努力を重ねてきたし、モナコを倒して突破する事が出来るはずだ。良いサッカーを披露しており、テベスのような素晴らしいストライカーを持っている。」

なお、ズビグニェフ・ボニエクは、ポーランド出身の同国代表FWで現在59歳。1982年から1985年までユベントスに所属し、現UEFA会長のミシェル・プラティニらと共に83-84シーズンのスクデット獲得や84-85シーズンのチャンピオンズリーグ制覇に貢献。20世紀の偉大なサッカー選手100人にも選ばれている。現在はサッカー解説者を務める。