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「ゴールショー」の口火はクリスティアーノの8戦連続弾！

コッパ・イタリア、ベスト8・ローマ戦がアリアンツ・スタジアムで開催され、ホームのユベントスが3-1で勝利を収めた。

現地時間12日以来となる対戦は開始3分、FWクリスティアーノ・ロナウドがカットインからファーストシュートを放ち、イタリア王者が幸先よく口火を切る。

互いにボールポゼッションを高め、綻（ほころ）びを見い出そうとするも、高い集中力で跳ね返しつづける。

ここ数試合、前線で起点となっていたFWパウロ・ディバラがベンチスタートしたこともあり、なかなかチャンスらしいチャンスを作れない時間帯がつづく。

するとローマに押し込まれる。絶体絶命まではいかなくとも勢いはジャッロロッソ（ローマの愛称）。

しかし、その嫌な空気を一変させたのはバロンドーラーだった。26分、WGドウグラス・コスタとFWゴンサロ・イグアインのパス交換からクリスティアーノへ。

スピードを加速させてPA内に侵入すると、ほぼ角度のないところから左足を振り抜くとボールはサイドネットに突き刺さり、先制に成功する。

このゴールでユベントスは息を吹き返す。ローマのビルドアップをインターセプトするシーンも目立ち、試合の主導権を握る。

すると38分、この試合でチャンスメーカーとなっているコスタからPA内に侵入したMFロドリゴ・ベンタンクールへ。

トラップが少し流れたようにみえたシーンだったが、DFよりもわずかに早く右足を振り、ネットに吸い込まれ、追加点を奪取する。

勢いに乗るビアンコネーリは39分、ビルドアップのパスをインターセプトしたコスタが強烈なミドルシュートを見舞うもGKがファインセーブでかき出す。

直後の41分、SBダニーロが負傷。急遽、インフルエンザから回復したWGファン・クアドラードを投入する。

前半を2-0で折り返すと思われた47分。この前半で違いをみせているコスタの鋭いクロスにDFレオナルド・ボヌッチが頭で合わせ3-0。

コッパ・イタリア準決勝進出をほぼ決める、上々の出来で前半を終えることに成功する。