好調C・ロナウド、7戦連発弾でユベントスを勝利に導き、首位快走!
失点直後にチームを救う勝ち越しゴールを奪取!
後半も試合の主導権はユベントス。果敢に攻め込むもパルマも組織的な守備で対抗する、前半からの“構図”は変わらない。
それでも51分、ディバラのヒールでのパスをLSBダニーロが受けると鋭いミドルシュートを放つ。
GKがわずかに触り、ポスト直撃。追加点を奪い、メンタル面で楽になりたかったが、耐えつづけたパルマがイタリア王者に牙をむく。
CKから195cmのFWアンドレアス・コルネリウスにヘディングで合わせられ、55分に試合をふりだしに戻されてしまう。
誰もがここまで堅守をみせてきたパルマから、勝ち越し点を奪うことのむずかしさを考え始めた最中、再びあの男がチームを救う。
パスワークでパルマを揺さぶり、右サイドに開いていたディバラにボールが渡ると、PA内に走り込んだクリスティアーノへラストパス。
このボールをダイレクトで合わせ、ネットを揺らし、ドッピエッタを達成。同点弾から3分後の58分、すぐさまチームを活気づける。
マウリツィオ・サッリもこの直後の59分、ラムジーを下げFWゴンサロ・イグアインを投入する。
その後もユベントスが攻め込むも、勝ち点奪取へ一縷(いちる)の望みを繋ぎたいパルマも集中を切らさない。
時折、ビアンコネーリ陣内に入り、鋭いシュートを枠に飛ばすもGKヴォイチェフ・シュチェスニーがファインセーブで2度の決定機を阻止してみせる。
追加点を奪い、試合を終わらせたいサッリは81分、ディバラを下げWGドウグラス・コスタを投入。交代カードを切り終える。
来シーズンよりユベントスに加わるMFデヤン・クルゼフスキーも82分、右サイドから精度の高いクロスを入れるもユベントスDF陣も集中を切らさず応対する。
その後もクリスティアーノが好調を感じさせるプレーを幾度となく披露。だが、追加点には至らず試合は終了した。
この勝利で2位インテルとの勝ち点差は「4」となり、スクデット9連覇に視界良好となった。
▼試合結果
ユベントス 2-1 パルマ
▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 43’
アンドレアス・コルネリウス 55’
クリスティアーノ・ロナウド 58’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
勝ったから良かった が、やりたいサッカーはさせてもらえなかった印象 当たり前だけど中央を固められたり、中央を切りながらプレスかけられると厳しい 選手各々がサイドに流れるがために走らされた距離が多かった
サンドロもケガ? 層薄かったSBいよいよもって控えいなくなった サッリは3CBやらなそうだし次ローマナポリと続くがどうするか
この時期のプロヴィンチャとの対戦は本当に難しい
かなり消耗させられてるように見える
でも今日のユーベはそれでボールロストしても高い位置で取り返せてたからあまり問題ではない。2点目なんか高い位置でボール取り返せたおかげで,カウンターで押し上げようとして陣形が崩れた相手に攻め込めたわけだし。