【JJパジェッレ】セリエA第19節 ローマ対ユベントス
MOM:デ・リフト(19分から出場) 【7】
デミラルの負傷により急遽ピッチに立ったデ・リフトは、球際での強さをいかんなく発揮。ペナルティエリア手前に入る縦パスやサイドから供給されるクロスへの対応に不安を感じさせることはなかった。
終了間際にはボックス内でジェコに対する激しいコンタクトを見せ、シュートを阻止。コンディションが万全でない中でも、定位置の再奪還に向けた気概を前面に押し出している。
シュチェスニー 【6.5】
古巣対戦で前半から多くのシュートを浴びたものの、1失点にとどめた点を評価したい。PKからの失点は致し方ないが、直前には至近距離からのシュートをブロックしている。ローマが攻勢を強めた終盤も安定したパフォーマンスでゴールを割らせなかった。
クアドラード 【5.5】
機をうかがって敵陣まであがる一方で、前半を中心にマッチアップするコラロフに精度の高いクロスをあげさせないようにケアを行った。ただ、後半途中から前線にポジションを移した後は、相手DFによる素晴らしいスペースのカバーリングもあり、ゴールを脅かすまでには至っていない。
ボヌッチ 【6】
前半から積極的にサイドや前線にフィードを送るなど、スムーズなビルドアップを行うのに一役買っている。守備ではパートナーがデミラルからデ・リフトに変わる中でも、最後までジェコに仕事をさせなかったほか、カリニッチにイエローカードを提示させるなど巧みな駆け引きも見せた。
デミラル(19分までプレー) 【7】
キックオフから試合の流れが落ち着かない中、開始早々にFKからのこぼれ球に反応して先制点を奪取。守備でも裏のスペースを狙うパスに対応するなど問題を抱えることはなかった。デ・リフトから定位置を奪う勢いで好調を維持していただけに、負傷具合が気がかりだ。
サンドロ 【5】
前半は敵陣に侵入する回数が少なかったものの、自陣に押し込まれる時間帯ではサイドから縦の突破を許さず、ペナルティエリア内でも身体を張った守備も見られた。しかし、68分に痛恨のハンドを喫してPKを献上。終盤もサンドロのサイドに攻撃の起点を作られるシーンが多かった。
コメント
前線の守備は良かった。
今節はディバラのボール奪取。前節はロナウド。
デ・リフトがMOMなの?