ユベントス、今冬「放出候補」にあったジャンを残留? その心変わりには…
2020/01/05
Playing for 90
ケディラの回復が遅れる可能性が浮上
マッシミリアーノ・アッレグリ元監督に重宝されたMFエムレ・ジャン(25)は、マウリツィオ・サッリの下では限られた出場機会しか与えられていない。
そのため、今冬のメルカートでの放出が既定路線となっていた。しかし、「残留」の可能性が高まってきた。
イタリア紙『Corriere dello Sport』は現地時間4日、ユベントスの「心変わり」の理由を説明している。
同紙は「ファビオ・パラーティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)はジャンの売却にストップをかけた」
「理由は2つある。一つはMFサミ・ケディラ(32)の回復が不透明になっている。また、このドイツ代表MFはすでに両膝に爆弾を抱える」
「そのため、ケディラ同様フィジカルに優れているジャンを残す必要がある。二つ目はMFデヤン・クルゼフスキー(19)の獲得だ」
「このスウェーデン人MFの獲得はクラブにとって有益だが、サッリはパリ・サンジェルマン(PSG)のMFレアンドロ・パレデス(25)を希望していた」
「クラブにはこのアルゼンチン代表MFにかけられる予算がない。この二つの理由からジャンの放出を中止した」と主張している。
ジャンにはPSG、マンチェスター・ユナイテッド、ボルシア・ドルトムントなどが目を光らせていたが、今冬での放出は噂で終わったようだ。
現在25歳のドイツ代表MFには、今シーズン終了までにサッリに必要とされる戦力になれることを期待したい。
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