0-0で終了。惜しくも3試合分の差を広げられず
2015/02/02
勝ち点9差のチャンス逃す
本日行われたセリエA第21節のウディネーゼ戦は、スコアレスドローで終了した。前日にローマがエンポリと1-1で引き分けているため、勝利すれば勝ち点差を9に伸ばすことが出来た。結果が求められる試合ということもあって少々悔やまれる。
試合は、ユベントスがボールポゼッション60%以上を占めていることもあり、終始主導権を握った展開であったものの、ウディネーゼの集中した守備に対してなかなか決定機を作れなかった。それはユベントスの枠内シュート数4という数字にも表れているように見受けられる。また、ウディネーゼには堅い守りからボールを確実に繋ぐことを意識したカウンターで何度かペナルティエリアに侵入されたほか、いずれも枠外ばかりであったがエースであるアントニオ・ディ・ナターレにシュートまで持ち込まれるシーンが目立った。
一方でユベントスも集中した守りを披露し、ボールを持った選手に上手く詰めて決定的なシュートチャンスを与えなかった(ウディネーゼの枠内シュートは2本)。
ユベントスの後半75分辺りからのボール回しを除けば、互いに保守的でリスクを避けた戦い方を披露していたよう見受けられたが、57分にロベルト・ペレイラのシュートがクロスバーを叩いた場面や試合終了が近づいていた84分にテベスがペナルティエリア内で決定機を迎えた場面(惜しくも枠外)などもあり、勝利に近づいていたことに関しては悔やまれる試合内容であった。
総合的にみると、良質なパス回しや戦い方を見せたものの、守備の堅いウディネーゼに対してクリエイティブなチャンスメイクが不足していたとみるべきか。結果としてはローマが引き分けていたために救われたといえるだろう。もちろんローマからみても救われた結果であったに違いない。
次戦は2月7日(日本時間2/8/4:45キックオフ)。ユベントススタジアムにミランを迎える。対するローマは敵地でカリアリと対戦する予定。
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