サッキ氏「ユベントスはこれまでにないほどいいスタートを切っている」
2019/12/10
Sportal.it
サッリの手腕を高く評価
ゾーンプレスの生みの親としても知られるカルチョ界の大御所、アリゴ・サッキ氏。
同氏は今季のユベントスと、それを率いる指揮官マウリツィオ・サッリを高く評価しているようだ。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は現地時間9日、この73歳の言葉を伝えている。
サッキ氏は「ユベントスはラツィオに敗れるまで、欧州で唯一無敗のチームだった。彼らはこれまでにないほどいいスタートを切っている」
「素晴らしいポゼッション、素早いボール回し、プレッシング…ラツィオの選手たちは困難に陥ったことだろう」
「リズムはとてもハイテンポであり、かなりコンパクトな陣形のおかげでプレッシングをかけつづけることができる」とビアンコネーリを称賛。
チームの成功の理由について、戦術的な説明を加えながらユベントスのサッカーについて語った。
つづけて、「この強度でどこまでやれるか。最初の30~35分は素晴らしいものだったが、最後の10分間はそうではなかったね」
「私はサッリへの批判がいいものとは思えない。彼らがラツィオ戦の前半で見せたパフォーマンスこそが、欧州で勝つための方法なのかもしれない」
「いま、選手たちは信念を持って監督に従うことが必要不可欠だろう。まず第一に謙虚さ、寛大さ、情熱、熱意を備えることが必要だ」
「そして全員が目標を共有し、日々熱心に取り組むことがね」と課題を指摘しつつ、欧州での成功の秘訣についても語った。
怪我による離脱者も出始め、シーズンもより困難な時期に差し掛かってきたビアンコネーリだが、果たしてサッリはどのような手法でチームを勝利に導いていくのだろうか。
category:
メイン