MFロムロ、買取か返却か決断が迫られる
2015/01/24
返却を望むエラス・ヴェローナ
ユベントスに所属しているイタリア人MFのロムロ。昨年夏季マーケットにおいて、エラス・ヴェローナより年間レンタル(100万ユーロ)で加入。シーズン終了後にはユベントスが買い取りオプション(600万ユーロ)を行使できる契約を結んでいる。しかし、今季ユベントスで出場した試合は途中出場も含めてわずかに3試合。これには深刻な要因である腰の負傷が関わっており、昨年12月にはブラジルで手術を行い、先日21日にヴィノーヴォでのリハビリテーションプログラムを開始している。
『SKY Sports』記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、マーケットにおけるロムロの現況を報じている。
報道によると、ユベントスはロムロを買い取るのか、それとも返却するのか、いずれかの判断を迫られているようだ。これまで悩まされてきた慢性的な腰の問題も、12月の出術によって今後解消される可能性があり、度重なる負傷離脱から開放されるかもしれない。そうすると、エラス・ヴェローナ時代に見せていたクオリティを発揮してくれることを期待出来る。しかしながら、ほとんど出場していない現実とブランクにより、活躍が保障されているわけではない。なお、ロムロは昨シーズン32試合に出場し6ゴールを決めている選手。
同メディアによると、エラス・ヴェローナはロムロの返却を希望しているとのことだ。ユベントスの決断には、ロムロの戦列復帰からシーズン終了までの時間が左右してくるはずだ。しばらく様子を伺っていきたいところ。
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