途中出場のディバラが躍動! ユベントスがミランを下し公式戦4連勝!
チームを救ったのは途中出場のディバラ
先制点が欲しいユベントスは後半もポゼッションを高め、ミラン守備陣に揺さぶりをかけていく。
47分、クアドラードが相手最終ラインの裏にスルーパスを送る。これにイグアインが合わせようとするが、ボールはわずかに届かずラインを割ってしまう。
つづく52分、カウンターの展開からイグアインが左サイドを疾走。遅れて走り込んできたベルナルデスキにパスを送りそのままシュート。
上手くミートした強烈なシュートだったが、これもゴールネットを揺らすことはできない。
キッカケをつかみたいビアンコネーリはC・ロナウドを下げてFWパウロ・ディバラを投入。前線にアクセントを加える。
58分、ハーフスペースに侵入したピョンテクが味方からのパスを受けてグラウンダー性のシュートを放つ。
肝を冷やす展開となったが、これはシュチェスニーの好セーブにより事なきを得る。
さらに攻めの姿勢を強めるユベントス。サッリはベルナルデスキを下げてWGドウグラス・コスタをピッチに送り込む。
すると66分、そのコスタからチャンスが生まれる。
このブラジル人アタッカーはマテュイディとのパス交換で敵守備陣を攻略し、ラストパスをマテュイディへ。これをフランス代表MFが左足でコントロールの効いたシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーの上へ。
70分、ユベントスに不穏な空気が流れる。マテュイディが腹部を抑え、ベンチに交代を要求。最後の交代枠を使い、MFアドリアン・ラビオがピッチへ。
75分、今度はミランが反撃に出る。ユベントス陣内で得たフリーキックをMFハカン・チャルハノールが無回転で直接狙う。
強烈なシュートだったが、これも守護神シュチェスニーが冷静に対応し、ピンチを免れる。
すると77分、ついに均衡が崩れる。敵陣に生まれたわずかなスペースからベンタンクール、イグアインとパスを繋ぎ、ボールは途中出場のディバラへ。
チャンスを迎えたこの背番号「10」は、巧みなタッチで相手DFを交わし、右足でシュート。抑えの効いた精度の高いボールはミランのゴールネットに突き刺さり、待望の先制点を記録。試合は1–0へ。
84分、反撃を試みるミランはチャルハノールが中距離から強烈なシュートを放つ。しかし好調シュチェスニーがこれを弾き出し、チームを勢いづける。
その後もシーソーゲームな展開がつづくが、試合はそのまま1–0で終了。ビアンコネーリがホームで勝ち星をあげ公式戦4連勝を記録。代表ウィーク前の最後の試合を勝利で飾ることに成功した。
▼試合結果
ユベントス 1-0 ミラン
▼得点者
ディバラ 77’
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
記事の一部を修正しております。ご指摘くださった方、ありがとうございました。
疲れがあるのは解るけどスパル戦と薬屋戦以外1点差ばかり、明確な戦力差があるだけに不満もありますね。
サッリのパスサッカーは確かに魅力的だけど、それでも崩しきれない時、コスタみたいにドリブルで局面を打開できる選手はやっぱり貴重だね。
先制のシーン、確かにディバラのゴールも素晴らしかったけど、その前のコスタのドリブルでディフェンス陣に一瞬の混乱とスペースを与えたのが全てだと思う。
ロナウドと相性のよかったマンジュが干されてるから両者にとって苦しい状況ですね。
とはいえ監督が求めるサッカーにマンジュは必要ないみたいだからどう解決するのか気になる。
シュチェ全キーパーの中で1番安定してんじゃね?
シュチェスニーに救われた
マテュイディ以外の中盤の選手に、集中力というか、強度の物足りなさを感じる
とりあえずロナウドは怪我治してきてくれ 無理はするんじゃない