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クロアチア戦出場へ望み

MFアーロン・ラムジー（28）はビアンコネーリのみならず、ウェールズ代表でも貴重な戦力である。

だが、昨シーズンは長期離脱を強いられたこともあり、11カ月にわたりナショナルチームのユニフォームを身にまとっていない。

今夏に舞台をトリノの街に移して9月中旬にコンディションを整えると、トレクァルティスタ（トップ下）で自らの才能を発揮し、マウリツィオ・サッリに新たな選択肢をもたらす。

しかし、インターナショナルマッチウィーク直前に行われたセリエA第7節・インテル戦直前に筋肉に違和感を覚え、カルチョ界の大舞台で背番号「8」をお披露目することはなかった。

ラムジーは母国代表チームへ合流しているものの、現在は負傷箇所の経過観察を行っている模様。

その中、イギリスメディア『Sky Sports』は現地時間10日に迎えるEURO2020予選グループステージ第7節・スロバキア戦で同選手が招集外になったと伝える。

またこの一戦に向けた前日記者会見でライアン・ギグス監督は「ラムジーは今日、トレーニングを行ったが内転筋に少し問題を抱えている」

「彼には日曜日にプレーするチャンスが残っている」とコンディションに触れ、13日に控える強豪・クロアチアとのマッチアップでピッチに立つ可能性を示唆した。

ラムジーはロシアワールドカップ・ファイナリストとの一戦での出場に向けて強い意欲を持っていることだろう。

ビアンコネーリにとっても中断期間が終わると再び3週間に及ぶ過密日程が待ち受けるだけに、幸いにも負傷が深刻なものではなかったことに周囲は胸をなでおろしている。