【JJパジェッレ】CLグループステージ第2節 ユベントス対レヴァークーゼン
イグアインが能力を最大限に発揮!
ユベントスは、現地時間1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節レヴァークゼン戦を3−0と制した。
先発起用されたFWゴンサロ・イグアインが相手の守備陣を圧倒。1G1Aでスタジアムに集まったティフォージからスタンディングオベーションを受けている。
また守備ではキャプテンマークを巻いたDFレオナルド・ボヌッチを筆頭にチーム全体が気迫あるプレーを見せて敵陣をシャットアウト。
最後は途中交代で入ったFWパウロ・ディバラがFWクリスティアーノ・ロナウドの得点をアシストし、ホームでの完勝に花を添えている。
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
blackwhitereadallover.comMOM:イグアイン 【7.5】
クアドラードのアバウトなロングボールに反応し相手CBヨナタン・ターのクリアミスを誘ってボールを掻っさらうと、軽快なコントロールから鋭いシュートをゴールに突き刺した。その後も効果的にボールを引き出す動きで攻撃陣と連携。後半にはベルナルデスキの得点もアシストした。ピッチを去る際のスタンディングオベーションも納得の、今季のCL初勝利の立役者。
シュチェスニー 【6】
DF陣の奮闘もあり危機的状況はほとんど訪れず。パウリーニョにDFラインの裏に抜けだされた78分のシーンでは、飛び出すという選択であわや失点という状況もあったが事なきを得た。課題のセットプレーでも味方に声を掛けて事前に対処するなど最後までゴールマウスを守りきっている。
クアドラード 【7】
試合の立ち上がりは相手のプレスに手を焼いていたが、17分にロングボールでイグアインのゴールをお膳立て。57分にも右サイドの仕掛けからC・ロナウドに好機を与えた。守備でも敏捷性を生かした果敢な動きで危機を回避。サッリ・ユベントスにおいてもSBのポジションが板について来た。継続できればダニーロを差し置いての先発出場は堅い。
ボヌッチ 【7.5】
不安要素は一切ない。相手のハイプレスを正しい判断で避けながら正確なフィードを前線に送った。また対人戦においても再三再四強さを発揮。持ち前の「先読み力」によるカバーリングで危機的状況を回避した。CLという舞台からか普段以上に獅子奮迅。この男にマークされた相手攻撃陣は恐怖すら感じたはずだ。
デ・リフト 【7】
スピード感のある試合でもほとんどミスのないクリーンなプレーを見せた。ビルドアップ時のボール捌きも正確で自信を持ってプレーしている印象を受ける。周囲に技術的にもメンタル的にもお手本となるメンバーが揃っているのが彼の成長を助けている。紛れもなく成長の速度は速い。
アレックス・サンドロ 【6.5】
母国から帰国後早々にフル出場を果たし左サイドで安定したプレーを披露。マテュイディと阿吽の呼吸で相手の右サイドの攻撃を分断。あまり無理をしない冷静沈着なプレー選択でゲームを落ち着かせるのに一役買った。