【JJパジェッレ】セリエA第6節 ユベントス対SPAL
ケディラ(61分までプレー) 【6.5】
“神出鬼没”という言葉が最も似合う選手。目立つプレーは少ないが、ディバラが下りてきてできたスペースに飛び込み相手ゴールを脅かすなど要所で存在感を発揮した。サッカーインテリジェンスの高さが光る。
ラムジー(65分までプレー) 【6.5】
トレクァルティスタとして先発。右に左に顔を出し、「ディバウド」らと連携を築いた。また、豊富な運動量を活かした前線からの積極的なプレッシングは相手最終ラインを苦しめるともに自軍に勢いをもたらした。ゴールを狙う意識も強く、新たな得点源として期待が見込める。
C・ロナウド 【6.5】
裏抜けのスキルや一対一の駆け引きに関しては流石はバロンドーラーといったところ。しかし、この日再三迎えた決定機では相手GKエトリト・ベリシャの好セーブに何度も阻まれ難しい時間を過ごした。78分に決めた追加点のシーンではゴールへの強い執念を感じさせた。
ディバラ 【6.5】
久方ぶりのフルタイム出場。今節では2トップの一角としてプレーした背番号「10」だが、中盤でのゲームメイクや右サイドに流れる動きで味方のスペースを創出。78分にはベンタンクール、ピアニッチらの連携から敵陣の左サイドを攻略し、C・ロナウドのゴールをお膳立てしてみせた。
エムレ・ジャン(61分から出場) 【6】
ケディラに代わって61分から出場。周囲との連携には課題が残るが、持ち前の縦への推進力や激しいタックルは健在で、自陣への侵入を試みる相手選手との一対一を制した。チーム戦術にフィットするためにはもう少し時間が必要か。
ベルナルデスキ(65分から出場) 【5.5】
ワイドなポジションでの出場がおおいベルナルデスキだが、この日はトレクァルティスタとしてプレー。体のキレや判断のスピードにはまだまだ改善の余地があるが、狭いスペースで受けた際のボールの扱いには可能性を感じさせた。
ベンタンクール(77分から出場) 【6】
短い出場時間ではあったが積極的に前線に顔を出す動きや、裏のスペースを狙う動きからはレギュラー奪取に向けた強い意志を感じさせた。技術を持ち合わせながらもハードワークを厭わない姿勢はチームに勢いをもたらした。
サッリ監督 【6.5】
「本職のサイドバック不在」という難題をつきつけられたサッリだが、マテュイディをLSBにコンバートすることで上手く対応した。また、ラムジーをトレクァルティスタとして起用した[4-3-1-2]システムを採用したことによってボールの循環がよくなり、相手守備陣を揺さぶることに成功した。
著者:J-JOURNAL 編集部ヤチマターノ・リョウスケ
コメント
このシステムをしばらく使っていくのならラムジーやケディラが定時交代をするので
ベルナルデスキジャンベンタンクールはチャンスをものにしてほしい。
サッリも今の所上手くチャンス与えつつしっかり回していってくれそうでなによりです。
デリフトがだいぶ落ち着いてきましたね。
ラムジーも経験があるのですぐ馴染んでくれてよかったです。
後はラビオが適応すれば万々歳ですかね。