【JJパジェッレ】セリエA第5節 ブレシア対ユベントス
ケディラ 【6】
攻守両面でバランスを意識したパフォーマンスを発揮。17分にはシュートこそゴール左に外れたものの、ペナルティエリア内でディバラの縦パスを半身で受け、反転からシュートまでスムーズに持ち込んだ流れはさすが。ゲーム全体としては黒子に徹しているが、ゴール前のチャンスにはこの男が絡んでいることも多くあった。
ピアニッチ【6.5】
1タッチ、2タッチのパスでチームを連動させる“潤滑油”。中盤から前線にかけてスムーズなパス回しができたことで、相手に奪いどころを絞られることなくレジスタとしての役割をハイレベルにこなした。63分に上げたハーフボレーの決勝点は、文句のつけようがない。「Bravissimo!(お見事!)」の一言。
ラビオ 【5.5】
コンディションはもう少し調整が必要。4分の失点シーンでは戻りが遅れたことでA・サンドロを助けることができなかった。前半はボールを失うシーンが散見されたが、後半は徐々に輝きを取り戻している。55分には得点チャンスもあったが、ゴールライン付近でシュートブロックされ、初ゴールは次節以降にお預けとなった。本領発揮はこれからだろう。
ラムジー(69分までプレー) 【6.5】
C・ロナウドの不在によるシステム変更でトレクァルティスタのポジションを任された。ディバラとのコンビネーションは抜群で、ファイナルサードで攻撃を加速させる一翼を担った。インテリジェンスが高く万能な選手だけに、カルチョへのフィットは早い。
ベルナルデスキ(69分から出場) 【6】
ラムジーとの交代でピッチへ。与えられた時間の中、アグレッシブな動きで存在感をアピール。得意の左足で積極的にミドルシュートを放つなどパーソナリティの強さを見せた。
イグアイン 【5.5】
相手DFの間にポジショニングし、積極的にボールを引き出す姿勢は9番タイプの選手として評価に値する。だが、時よりブレシアゴールを脅かすも得点には結びつかず。度々訪れるビッグチャンスを棒に振ったのはマイナス評価を付けざるを得ない。シュートが一つでもゴールに吸い込まれていれば…。
マテュイディ(80分からプレー) 【採点不可】
ディバラとの交代で出場。執拗なマークで相手にプレッシャーをかけ、反撃の芽を潰した。勝利を見据えた最後の交代枠による選手起用にしっかりと応えている。
サッリ監督 【6.5】
普段の3トップの布陣を変更し、ラムジー、イグアイン、ディバラのトリアンゴロ(三角形)を採用。テクニカルでインテリジェンスに富んだ選手がいい距離感でプレーしたことでスムーズなコンビネーションが見られた。一つのオプションとして考えていた起用法かもしれないが、この試合を評価したうえでまた3トップに戻すのか…。贅沢すぎる悩みだ。
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
コメント
ロナウドいなから流動性があるんだと思いますけどね
ディバラもラムジーもノビノビプレーしてた
ロナウド戻って来たらまた元通りになると思う
それはあるかもしれませんね
守備免除のロナウドが入ったらどうなるのか気になります
どのみちイグアインもそんな守備してないしかわらんだろ。
ロナウドのがサイドに開いたり下がって触ったりするから流動性は増すと思うけど。
良し悪しだがイグアインよりもかなり動き回って触るからね。
4・3・1・2でティバラとラムジーの関係が絶妙ですね。
これにCR7加えると、3センターの右は誰になるんでしょうね?
面白いものが見られそうです。
ロナウド込みの4-3-1-2も見てみたいね