【JJパジェッレ】セリエA第4節 ユベントス対ヴェローナ
ラムジー(61分に交代) 【6.5】
初先発でアーセナル仕込みのインテリジェンスとボールコントロールの巧みさを披露した。特に、パスを出した後の連続したプレーには光るものがある。カルチョの流れを理解することで、さらにワンランク上の選手に成長するだろう。反撃の狼煙となった初ゴールも見事だった。サッリのスタイルに適した選手だ。
ケディラ(61分から出場) 【5.5】
ラムジーとの交代でピッチへ。連戦の疲れもあってか効果的な動きはほとんどなく、淡々としたプレーに終始した。後半アディショナルには右サイドから絶妙なグラウンダーのクロスを送るも味方には合わず。
ベンタンクール(51分までプレー) 【5.5】
守備ではアグレッシブさも見られたが、レジスタとしてのプレーにはまだまだ成長が必要だ。相手のマークを外してボールを引き出す動きも少なく、ボールを捌くことができなかった。中盤の2選手に比べると見劣りするパフォーマンスとなった。
ピアニッチ(51分から出場) 【6】
ベンタンクールとの交代でピッチに登場。ハイプレスを仕掛けるヴェローナ守備網をかい潜りリズムを作った。だがディバラが下がりイグアインが入ったところでチームは守勢に回り、ピアニッチも同様に攻撃での見せ場は減ってしまった。ただ、セットプレーでの効果的なキックは健在。
マテュイディ 【6.5】
今季の公式戦全5試合でフル出場中。この日の試合でも攻守にわたりピッチで上下動を繰り返した。後方から前線に駆け上がっていく馬力のある走りは、フランスの高級車ブガッティを思い起こさせる。また、危険なエリアをカバーするベテランらしさもあった。
クアドラード 【6】
ピッチの右に左に顔を出し攻撃を活性化。得点には繋がらなかったものの、16分にはC・ロナウドに絶妙なクロスボールを通した。また決勝点を呼び込むPKを獲得したのもこの人。相手を翻弄する独特の身のこなしがユベントスに勝利を呼び込んでいる。
ディバラ(72分までプレー)【6.5】
トップのポジションから中盤の位置に下がりつつ、コンビネーションを駆使して攻撃に推進力を与えた。DFを背負いながら反転して往なすプレーは「La Joya(宝石)」の価値の証明でもある。最前線の選手としてイグアインとは違う形でプレーに関与できることを周囲に再確認させた。
イグアイン(72分から出場) 【5】
ディバラに代わり最前線を任されたが最後まで決定的な仕事はさせてもらえず。相手選手との接触により早々に鼻を負傷し、出血したことでパフォーマンスが落ちてしまったことが悔やまれる。
クリスティアーノ・ロナウド 【6.5】
フィオレンティーナ戦、CLアトレティコ・マドリー戦とゴールを決められていないことから貪欲さが感じられた。若干無理な体勢でのシュートもあったが、PKでの決勝点、ラムジーへのアシストとチームを勝利に導く1G1Aの活躍は、やはりフオリクラッセ。
サッリ監督 【5.5】
連戦が続いたことで6人を入れ替えて試合に臨んだ。当初は連携面でばらつきのあったチームだが徐々に歯車が噛み合い、後半にはピアニッチが入りスムーズな攻撃を展開していた。しかしケディラの投入で失速。さらに72分には早々に3枚目の交代カードを使い、ディバラを下げイグアインを投入。結果的にイグアインが負傷するアクシデントに見舞われ、相手にペースを渡す結果となってしまった。勝利を手にしたのは評価するが…
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
コメント
ロナウドの忖度評価目にするのほんとうにシンドイ
数字しか見てないだろ
明らかにチームの障害でしたPK決めるまでの間ずっと
どこの採点も機械採点も高レーティングなのに
そう思うってことはどっちが間違いか明らかだよね。
勝った試合で1G1Aした選手を下げるのがサポーターのすることか?
もうただのロナウド嫌いだな。
そういう人はユベントスのファンを直ぐに辞めるべきだわ。
クアドラード動き良すぎて鼻水でた
ロナウドは「決めてやる感」ある中
パスの意識も高いですよね。
デミラルは初出場の割に中長距離の縦パスとか色んなことに挑戦しようとする意志が感じられて良かったと思う。仰る通りPKこそ与えてしまったが、個人的にはデリフトに劣らないくらいのパフォーマンスは見せたと思う。今のところはだけど。まだ1試合目だし確かなことは何も言えないですが。
ディバラとラムジーは相性いいかもね。中盤に下がってくるディバラと前線に上がって顔を出すラムジー。相手としては守りにくいだろうし、CR7を絡めた連携も随所で光ってた。