ユベントス、新加入ラムジーが反撃の狼煙! 昇格組に苦戦もサッリ体制“初勝利”!
クリスティアーノのPKで逆転!
マウリツィオ・サッリは選手交代せず、前半のメンバーを信用してピッチに送り出す。
開始早々に稚拙なミスもあり、ユベントスゴールを自ら脅かすもセットプレーでは集中を切らさず、跳ね返す。
すると48分、CLアトレティコ戦で見事な先制点を叩き込んだクアドラードが右サイドで快速を飛ばし、PKを奪取。
このPKをクリスティアーノが確実に決め、49分ついに逆転に成功する。
サッリは直後の51分、MFロドリゴ・ベンタンクールを下げMFミラレム・ピアニッチを投入。突き放しにかかる。
徐々にリズムが出始めたビアンコネーロだが、追加点を奪えずにいるとサッリは動く。
この試合をふりだしに戻したラムジーを下げ、MFサミ・ケディラを投入。チームにバランスを与える策を施す。
それでも63分、この試合で好印象を残すヴェローナも反撃。枠にシュートを飛ばすも“戻ってきた”GKジャンルイジ・ブッフォンがファインセーブ。
チームに落ち着きを与える。攻撃陣もこのプレーに呼応するように球離れがよく、早いテンポでボールが回りはじめる。
しかし69分、セットプレーからピンチを迎えるもブッフォンがブロックし、守備陣も集中した動きをみせる。
サッリはさらに動く。72分、この試合初先発を飾ったディバラを下げFWゴンサロ・イグアインを投入する。
この交代にスタンドのユベンティーニは、スタンディングオベーションで背番号「10」を送り出す。
しかし、ユベントスにアクシデント。交代したばかりのイグアインが、CKの競り合いで頭部を強打。
ピッチに戻ってくるも80分、ピッチに座り込む。一度はメディカルとともに退くが復帰。メンタルの強さをみせる。
イグアインがピッチに戻り、11対11で試合を進めたチームだがフィニッシュに精度を欠き、勝ち越し点を奪うには至らない。
試合終了間際の90分、集中力を欠いたユベントスはヴェローナに押し込まれるも、ここはブッフォンがファインセーブで凌ぐ。
試合終了間際の94分、マテュイディの突破でゴール前でFKを獲得。しかし、決めることができない。
試合は2-1のまま終了。昇格組ヴェローナに苦戦したが、サッリがベンチで指揮を執ることになったフィオレンティーナ戦以降、嬉しい初勝利となった。
▼試合結果
ユベントス 2-1 ヴェローナ
▼得点者
ミゲル・ヴェローゾ 21’
アーロン・ラムジー 31’
クリスティアーノ・ロナウド 49’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
ドロー続きだったからとりあえず勝ってよかったけどセットプレーでいつも冷や冷やさせられるのが気になる。そしていちばん気になったのが、途中カメラにぬかれた超不機嫌そうなジャンの表情。
ターンオーバー成功したように感じました。
そして、残念ながらラムジーが退いたあと
ケディラ、イグアインと交代する毎に球廻しが
出来なくなっているように見えました。
まだ、ラビオ、カーン、マンジュキッチ、ルガーニと
出番来てない選手が多いです。
絶妙な組合わせ早く見つけて欲しいです。
少なくても私には前半のチームの方が良く見えました。
どこのチームもそうかもしれないけど、特にユヴェントスと対戦するイタリアのクラブはモチベーションは勿論のこと対ユヴェントス仕様の戦術ではめ込んできたりするから、コンディションの差も相まってどこが相手だろうと苦戦しますね。
ディバラ真ん中にした今日の並びいいと思ったけどなぁ。サッリスタイルでもうまくやっていけると思ったし連携できてたはずなんだけどなぁ。でもやっぱりロナウドがゴールを決めるためには言われてる通りディバラでは駄目でイグアインがファーストチョイスなんでしょうか。
売ってほしくないなぁディバラ。
デミラルがさすがモンテーロ二世と呼ばれるだけのことがあるゴリゴリっぷりですた。
今日の試合みてもディバラがいいかイグアインがいいかは悩ましいところですね。
上手くバランスよく使っていってほしい。
あとベンタンレジスタは現状では厳しいでしょうか。ピャニッチ休ませるときは完全に442でいっていいような。
休ませたい選手を後から入れなければいけなかったのかは疑問ですが。
とにかく勝ててよかったです。