ディバラに今季初先発の可能性も

ビアンコネーリはビッグイヤーをかけた戦いを直前に控える中、早くも“野戦病院化”の様相を呈している。

猛暑の中で行われたフィオレンティーナ戦では負傷者が続出する事態となり、すでにWGドウグラス・コスタ（29）の戦線離脱が確実視されている。

一方、先週のトレーニングから筋肉系の問題を抱えていたMFミラレム・ピアニッチ（29）も怪我の程度は幸いにも深刻なものではないものとみられる。

それでも、このレジスタが現地時間18日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第1節・アトレティコ・マドリー戦に間に合うか不透明な状況だ。

その中、イタリア紙『TUTTO SPORT』は16日、新たにCFゴンサロ・イグアイン（31）にも欠場の可能性が浮上していると報じる。

ユベントスへの強い思い入れのもと再起を図る“ピピータ”（イグアインの愛称）は、フィレンツェでのアウェイ戦で太ももに軽度の負傷を抱えた模様。

マウリツィオ・サッリはこの背番号「21」について、負傷箇所の悪化のリスクを避けるためにもアトレティコ戦の起用法について熟考を重ねるようだ。

また、同紙はイグアインがマドリードでの一戦でベンチスタートとなる場合は、FWパウロ・ディバラ（25）がスタートからピッチに立つ可能性があると伝えている。

フィオレンティーナ戦前日記者会見における指揮官の言葉を借りると、現時点では「アイデンティティと組織レベルを構築しなければいけない段階」にある。

その「サッリズモ」の完成途上にある時期に、これ以上の負傷者を抱えるとシーズンの行方に影響を及ぼすかもしれない。

▼CLアトレティコ・マドリー戦・放送予定

・DAZN
《LIVE配信 19日3:55より》
解説：松原良香　実況：野村明弘

※変更の可能性あり