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全治6か月の重傷も…

これまでスクデット8連覇の礎を築き、つねに「ビアンコネーリのユニフォームを身にまとう意味」を体現してきた“カピターノ”はシーズン開幕直後、不運に見舞われた。

CBジョルジョ・キエッリーニ（35）はナポリ戦を直前に控える中で行われたトレーニングで右膝前十字靭帯を損傷。

“南部の雄”との直接対決は松葉杖姿でベンチからピッチ上で駆け回るビアンコネーロ戦士を見守っていた。

ユベントスは同選手が現地時間3日、隣国オーストリアのインスブルックで手術を受け、無事成功したことを公式発表するとともに、離脱期間がおよそ6か月になることも明らかにしている。

その中、イタリア紙『TUTTO SPORT』は8日、今後リハビリに努めるキエッリーニが負傷者としては異例のベンチ入りを行う可能性があると報道。

また同紙はこのディフェンスリーダーがホームゲームのみならず、遠征に帯同する場合もあると伝える。

そしてアウェイゲームでは、コンディション回復に影響を及ぼさないようにする措置として、メディカルスタッフも付き添うようだ。

背番号「3」を開幕早々に欠き、最終ラインで不安材料を抱える格好となったことについてティフォージから不安の声があがっていた。

それでもチームメイトとなるべく距離の近い場所でタイトル獲得に向けた長期戦に臨む姿勢を評価するとともに、今後もロッカールームやピッチサイドでの役割に期待したいところだ。