ダニーロ加入でユベントス移籍ならず

「カルチョ・メルカート」は現地時間2日夜に閉幕を迎えた。

ビアンコネーリは最終日にFWハン・グァンソン（20）を獲得したものの、SBマッティア・デ・シリオ（26）の負傷離脱により周囲から不安の声があがるサイドバックの選手層については緊急補強を行うことなく終えている。

この夏はマウリツィオ・サッリが新指揮官に就任したことにより、ナポリでの“愛弟子”であるSBエルセイド・ヒサイ（25）の名前がメディアを騒がせた。

またこのアルバニア代表を巡っては、メルカート閉鎖間際にバレンシア移籍の可能性が急浮上したものの、ナポリ残留に落ち着いている。

ユベントス加入の噂が駆け巡るなど“忙しい”夏を過ごしたヒサイであるが、代理人を務めるマリオ・ジュフレディ氏がこれが実現に至らなかった背景を明かした。

現地時間2日、ナポリの地元ラジオ局『Radio Kiss Kiss』が同氏の言葉を伝えている。

「彼がナポリに残留した理由は2つある。まず、金銭面で合意を得られなかったことだ」