ユベントス、ルガーニの交換要員としてローマの次世代「10」番候補の譲渡要求か
レンタル移籍が既定路線も…
カルチョ界のメルカート閉鎖までビアンコネーロ首脳陣に残された期間はすでに2週間を切っている。
ファビオ・パラティッチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)がバルセロナと交渉にあたっているとされる中、CBダニエレ・ルガーニ(25)を巡る去就にも新たな展開があったようだ。
イタリア紙『Corriere dello Sport』は現地時間21日、当初リバプールのCBデヤン・ロヴレン(30)に関心を示していたローマが、ルガーニ獲得に再び近づいていることを報じた。
同紙は、両クラブが「500万ユーロによる1年のローンに2000万ユーロの買い取りオプション」、もしくは「2500万ユーロの買い取り義務が付帯された無償の1年レンタル」で決着を迎える可能性を主張している。
しかし、現時点でビアンコネーリは総額3000万ユーロを要求する姿勢を崩していない様子だ。
イギリスメディア『Sky Sport Italia』は同日、ユベントスがローマに対してMFアレッシオ・リッカルディ(18)の譲渡を要求する可能性を伝えた。
中盤センターを本職とするローマの有望株は、昨季のトップチームにおける出場時間はわずか8分だったものの、公式戦12試合でメンバー入りを果たすなど現所属クラブから高い評価を得ている。
また今年4月には現クラブとの契約期間を2023年夏まで延長しており、ロマニスタからは将来の「10」番として多大な期待を寄せられる逸材だ。
人員整理を急ぐビアンコネーリだが、バルセロナからSBファン・ミランダ(19)の獲得を目指すなど将来を嘱望されたジョカトーレの確保には余念がない。
ルガーニの移籍交渉に含めた形で、ジャッロロッソ(ローマの愛称)のアイコンになり得る“原石”の獲得を要求する可能性は無きにしも非ず。
ルガーニを巡る交渉劇は、カルチョメルカートが閉じるその時まで続けられそうな気配だ。
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人員整理を急いでよ