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負傷に苦しんだ昨季からの挽回狙う

マウリツィオ・サッリ新体制のもと始動したビアンコネーリは、アジアツアー「Juventus Summer Tour 2019」を終えてすでにトリノへ戻っている。

その傍らで昨季は負傷に悩まされたWGドウグラス・コスタ（28）もコンティナッサでシーズン開幕に向けた準備を着々と進めている。

「人生で最も過酷だった」と不本意なシーズンについて総括していたブラジル代表を巡っては、サッリ監督が就任会見の際に構想に入っているという見方を示す。

しかし、イギリス方面ではCMFポール・ポグバ（26）の交換要員としてマンチェスター・ユナイテッドに向かう可能性が囁かれていた。

それでもイタリア紙『TUTTO SPORT』は現地時間29日、「我々は確かなクオリティを兼ね備えたジョカトーレとともに臨まなければならない。彼はそのひとりだ」という戦術家の言葉を紹介するとともに「残留は確実である」と主張する。

またコスタは本来のパフォーマンスを取り戻すべくバカンスを7月上旬に切り上げ個別トレーニングに励んでおり、サッリ監督も同選手の姿勢を高く評価しているものとみられる。

キレのあるドリブル突破により確かな“違い”を生み出すこの快速ウインガーは、30日に再開する全体トレーニングに合流する予定となっている。

ビアンコネーロの一員であり続けることを強く望むとともに、昨シーズンからの巻き返しを図るべくより一層の覚悟を持って毎日を過ごしていることだろう。