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約8000万ユーロを投下へ

ユベントスとアヤックスの間で繰り広げられているオランダ代表のDFマタイス・デ・リフト（19）の移籍交渉は、ついに決着のときを迎えそうだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』やイタリアメディア『TUTTOmercatoWEB』が9日に伝えている。

同選手の代理人を務めるミノ・ライオラは、デ・リフトとユベントスがすでに移籍について合意を取り付けていることを強調し、アヤックスとの交渉に取り組んでいた。

この数週間の交渉でネックとなっていた両クラブの移籍金に関する誤差はついに埋まり、いよいよ最終局面に差し掛かっている模様だ。

『TUTTOmercatoWEB』は、ライオラに支払う最大1100万ユーロのコンミッションを含め、ユベントスが最終的に約8000万ユーロ（約98億円）を投下する形でこの移籍交渉を終了させると予想している。

一方で『TUTTO SPORT』は、ライオラのメディアに対する発言が交渉成立をより近づけたとし、土曜日までにはクラブ間でも合意に達するとの見方を強めた。

さらに同紙は、14日（日曜日）にオーストリアでのトレーニングマッチを行うアヤックスの遠征にデ・リフトは帯同せず、そのままトリノへと出発し、ユベントスのアジア遠征に向けた準備に取り掛かると見解を示している。

イタリア王者は、数多くのビッグクラブが注目するオランダの逸材獲得まであと一歩のところに迫っている状況だ。

早ければ21日にシンガポールで行われるトッテナム戦で、ビアンコネーロのシャツを身にまとったデ・リフトのプレーが見れるかもしれない。