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プレミアリーグで武者修行か？

ユベントスのFWモイーズ・キーン（19）は今季、白と黒のユニフォームに袖を通していないかもしれない。

イタリアの主要紙『Corriere della Sera』は30日、同選手に対しイングランドのエバートンが熱烈なアプローチを送っていることを報じた。

ビアンコネーリと2020年6月末までの契約を結んでいるキーンは、これまで契約延長に向けての交渉が進んでいると伝えられてきた。

また以前には、「2024年までの契約更新でクラブと合意に達した」とも報じられており、2019/20シーズンもユベントスでの活躍が大いに期待されていたところだ。

しかし同紙は、イタリア王者がこの“神童”の移籍を容認するのではないかと予想を展開。残留から一転して移籍に動く可能性を示唆している。

プレミアリーグで上位進出を狙うエバートンは、以前よりキーンに強い関心を示しており現在もその熱は冷めていない様子だ。

そのオファーにビアンコネーリは前向きな姿勢を見せながらも、買い戻しオプションを契約に盛り込んだ場合にのみ取引に応じる構えだという。

新監督マウリッツィオ・サッリの下で新たなスタートを切るユベントス。攻撃陣の熾烈なポジション争いに伴う出場機会の減少を考慮したうえで、将来を嘱望するキーンを武者修行に出す可能性も否定できない。

『Corriere della Sera』は近日中に進展が見られるとしているが、果たしてこのイタリア代表の若武者にどのような未来が訪れるのか。

ユベンティーニにとっては、また一つ悩みのタネとなりそうだ。