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年俸は現行契約の4倍に

周囲から多大なる期待を受けているFWモイーズ・キーン（19）は確かな成長の軌跡をたどっている。

将来のカルチョ界を担う生粋のストライカーが、16歳にしてセリエAとUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の舞台でたて続けにデビューを飾ったことは記憶に新しい。

その後首脳陣から自身のクオリティで高い評価を受けると、下部組織で頭角を現していたこの逸材は2017年にプロ契約を勝ち取っている。

そして武者修行から再びトリノの地に戻ってきた今シーズンは、更なる飛躍を遂げる1年となったことは周知のとおりだ。

このキーンを巡っては、かねてから国内外の複数クラブが熱視線を送る中、ビアンコネーロ首脳陣は代理人を務めるミノ・ライオラ氏との会談を重ねて行っていた。

その中、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は現地時間26日に「両者が新契約締結で合意に達した」と報じている。

これによると、期間は4年延長され2024年夏までとなり、年俸は現行の4倍である200万ユーロ+ボーナスという契約内容になるものとみられる。

これまで5度欧州の頂に立ったバロンドーラーの側でジョカトーレとしての“姿勢”を学んでいるキーン。

ティフォージはこれからユベントスで明るい未来を切り開く彼の雄姿を切望していることだろう。