“サッリ・ユベントス”のリスト入りは確実か

「来季もトリノに残るつもりだ」。

以前より退団がささやかれていたユベントスのFWドウグラス・コスタ（28）は先日、メディアに向けてこう語った。

さらに、ビアンコネーリの新指揮官マウリッツィオ・サッリは就任記者会見の席で「明確な違いを生み出すタレントを軸にチームを構築する必要がある」と、クリスティアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラ、そしてD・コスタの名前を挙げ、新たに“サッリ・ユベントス”を築き上げる意向を示した。

これまで、このブラジル人WGにはイングランドの複数クラブやパリ・サンジェルマンなど、多くのビッグクラブが関心を寄せていることが伝えられてきた。しかし、同選手の退団のときはまだ先となる可能性がある。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は23日、サッリがD・コスタと戦術面において電話で話したこと伝え、新シーズンを見据えた選手リストに加えていると報じた。

バカンス中の選手にコンタクトを取り、モチベーションなどを聞いた模様だ。

またこのブラジリアーノも「さらなる高みを目指してベストを尽くす」と熱意を語ったのはつい先日のことだ。

サッリ就任前までは移籍目前とされていたユベントスの背番号「11」だが、新指揮官の下で新たな目標達成に闘志を燃やしている。

少なくとも「残留」の可能性が日々高まっていることは確かだ。