コラム:約束されなかった場所
ユベントスの背番号「4」は、ビアンコネーロ退団が決まると自身のInstagramで別れのメッセージを投稿している。
「皆さん、こんにちは。忙しい2日間を終え、私はこの素晴らしいファミリー、ユベントスに別れを告げるために時間を作るべきだと思っていた。
選手たち、ティフォージ、テクニカルスタッフ、メディカルスタッフ、用具係…。私はこれからユーベのすべてのファミリーたちを恋しく思うだろう。
私は、またすぐに会うことができると願っている多くの友人たちを残していく。
君たちは2年半の間、私の人生の中心にあり多くのことを一緒に過ごしてきた。そして僕らは大きな満足感を得てきた。
7月に私は君たちと一緒にキャリアを終えると確信していた。しかし残念ながら、人生にはいくつかの驚きが待っていたりする。
だから私の人生のプランを変える必要があった。だが今でも変わらず常に勝利への決意を持っている。そして、家族のことも考えての選択でもあるんだ。
本当に心から感謝している。
私の選択が、ある人にとっては理解できないことも理解している。しかし私は、君たちのリスペクトを願うだけだ。
『Forza juve』。この輝かしいグループですべてを勝ち獲る挑戦をしてつづけて欲しい。君たちならすべてが可能なことさ」と綴っている。
TUTTOmercatoWEB.comベナティア退団を受け、親友のMFミラレム・ピアニッチは自身のInstagramで「兄弟。僕は君の人生の新しいステージで、君とその家族全員の幸運を祈っているよ」
「君と僕は、ともに時間を過ごし、本当の兄弟となった。今はとても寂しいよ」と別れを惜しんでいる。
アッレグリは、キエッリーニとボヌッチを今シーズンの主軸にしたかったのはほぼ間違いないだろう。
だが、ベナティアの心境はそうではなかった。その齟齬がバランスを崩し、今回の退団に繋がってしまったのではないだろうか。
たしかに指揮官がメンバーをいささか固定したことは否めない。そして現在、近年では記憶にないほどの緊急事態が起きている。
実質、CBとして計算できるのはダニエレ・ルガーニとマルティン・カセレスの2選手のみである。
そして、ベナティアが綴った「すべてを勝ち獲る挑戦」の一端は夢と消えた。5連覇を目指したコッパ・イタリアはアタランタによって、打ち砕かれた。
日本のユベンティーニからも「ベナティアが…」といった声も見受けられたが、たとえ残留を決めていたとしても、負傷中のため出場は叶わなかったはずだ。
実際、セリエA第19節、20節は怪我のためベンチ外となっている。
セリエA第22節パルマ戦では急造DF陣の脆弱さを露呈し、試合終了間際によもやの同点弾を許し、重苦しい空気を払拭するには至らなかった。
コメント
ベナティアがムスリムなのは事実だろうけど、今までヨーロッパでずっとプレーしてきた訳で今更それが理由でカタール行きは無いでしょ。これは例えば長友が突然「日本人だから」という理由でJリーグのクラブへ行くようなものだから。後付けの理由に惑わされてはいけない。
理由はどうあれ選手の決めた道ですから
誰もが尊重し祝福するべきだと思いますね。
その移籍の背景になにがあるとか関係ない
家族、お金、プライド、色々あるでしょうけど
私たちができることは心から
活躍することを願うことだけです。
ボヌッチはやっぱり
弱体化して帰ってきた印象です(笑)
1年離れてたから
リハビリに1年かかるのかな。
ロナウドとの相性は良さそうですよね。
デ・リフトはどうなるのかしら
マンUやアーセナルからのオファー蹴ってカタール行ったんだぞ?どう考えても金でしょう
それにポジションってのは実力で取り返すものですよね
何故ボヌッチが悪者みたいな扱いになってるのかわからない
ボヌッチ抜きだとまともにビルドアップできないアッレグリを責めるべきでしょう
マンUが狙ってたってのは初耳ですけどアーセナルはローンでの獲得を希望しててユーベはローンではなく完全移籍での放出しか望まなかったから。
そして下の方も書いてましたがカタールを選んだのはベナティア自身がムスリムだから。その上ユーベも希望していた完全移籍での獲得希望だったのでベナティア、ユーベにとってもお互いにwin-winだったわけ。
決して金で移籍したわけじゃないんで勘違いしないでください。
ユーヴェでの現状は、ルガーニに次ぐ4番手っぽくなってたからね。昨シーズンの功績を見てもルガーニより明らかに上だろうし、年齢的にもまだまだいけるだろうし、移籍を決断したのは不思議ではないと思うな。
プレミア蹴ってまでカタールを選んだのはムスリムだからって話ね。
サウジやらも候補には入ってたとか。
移籍先がカタールなのが理解できませんが、移籍したい気持ちは良くわかります。
一般社会でも、職場で同じ事が起きたら転職したくなりますよそりゃ。
ベナティアは失望したのではないかなーと思ってる。
決別に近い形で出て行ったボヌッチの代わりに、新たな BBC の一角を担うという決意もあったはず。
ところがクラブはミランで燻っていたボヌッチを若手とトレードで獲得した。これはかなりショックだったはず。
もちろん、ボヌッチはカルダーラとベナティア以上の選手ではある。ただボヌッチにだけやり直すチャンスが与えられた、というのはすこし釈然としない。
なんにせよ、クラブは未来と引き換えに今年のために行動した。
そしてベナティアはルガーニやベルナルデスキほど忍耐強くはなかったということだと思う。
(クラブに対しても彼自身に対しても)
ベナティアのコラムは嬉しいですねぇ
今期の振る舞いしか見ていない者に限ってベナティアを批判的な目で見てますが作期のベナティアの奮闘ぶりを見てる者からみたらコンスタントに出場機会がないベナティアが移籍したがる理由もわかるはず
逆を言えばこれほど頼れるバックアッパーいなかったわけですけどね
ベナティアのためにもCL獲りましょう
スケジュールや体調的に色々大変になってくるのでKEANなんかはこれから使われてくると思うのだけど、それまで待てなかったのがね…
ベナティアが金を取らずに今季だけでも残ってくれればこんな悲惨な状況になってなかったのに…
ベナティアが優先したのが金だとか言われるのは意味がわからん。明らかにボヌッチが依怙贔屓されて出場機会が理不尽に少なかったのに。