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出場20分間で逆転勝利を呼び込む

ビアンコネーロのSBジョアン・カンセロは怪我のため、セリエA第21節ラツィオ戦の出場が危ぶまれていた。

しかし、試合はビハインドを追う展開に。マッシミリアーノ・アッレグリはたまらず70分、このポルトガル代表SBをピッチに送り込んだ。

すると、74分に同点弾を叩き込み、87分にはドリブル突破から逆転弾に導くPK奪取に成功する。

試合後、イタリアメディア『Rai Sport』にマイクを向けられたカンセロは喜びとともに、この逆転勝利をふり返っている。

リポーターから「世界最高のSBとしての役割を果たしましたね」と称賛されると「僕が最高のSB？ その評価は嬉しいが、興味はあまりないかな」

「ユベントスの勝利こそが僕にとって幸せなことだからね。今夜は幸いにして、ピッチでそれを示せた」と喜びを語った。

つづけて「アウェイでラツィオから勝ち点3を奪うのは容易なことではない。だから今夜の勝利には満足しているよ」と笑顔をみせている。

今シーズンからユベントスに加わったカンセロは、すでにチームにとって欠かせない存在になっている。

クラブ史上初の「三冠」を目指すイタリア王者にとって欠かせない逸材であることをラツィオ戦で示した格好だ。