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神童キーンが結果を残す

ホームで負けられないボローニャも後半開始早々、ユベントスゴールに迫るもDFジョルジョ・キエッリーニを中心にはね返す。

すると49分、PA内に侵入したコスタがシュートを放つもGKがブロック。詰めていたキーンが押し込み、追加点奪取に成功する。

このまま試合を終わらせるかと思われたが62分、アッレグリは手を抜くことはなかった。

CFとして今シーズン待望の初得点を記録したキーンを下げ、クリスティアーノを投入する。

試合勘の欠如か、なかなかボールが足につかない印象が否めない展開がつづくと77分、アッレグリはさらに動く。

この試合、攻撃陣を牽引したコスタを下げディバラを投入する。

立て続けに80分、ユベントス加入後のトップチームでの初の公式戦とは思えない印象を残したスピナッツォーラを下げ、LSBアレックス・サンドロを投入する。

主力陣の投入から、急ぐことなく試合を巧みにペースダウンさせボローニャを寄せつけず、試合は0-2のまま終了。

おおくの新戦力が躍動したユベントスはコッパ・イタリアベスト8に進出。クラブ史上初の「三冠」へ着実に歩を進めた。

▼試合結果
ボローニャ 0-2 ユベントス

▼得点者
フェデリコ・ベルナルデスキ 9’
モイーズ・キーン 49’

著者：J-Journal 編集部　山口 努