多くのメディアがイタリア行きを予想するが…

ビアンコネーロが狙う、アヤックスのDFマタイス・デ・リフト（19）は世界中のメガクラブが獲得を望んでいる。

しかし、先日スペイン紙『AS』や『MARCA』、『Mundo Deportivo』ほか主要メディアは「デ・リフトはイタリアかドイツに行くだろう」と予想した。

イタリアメディア『Rai Sport』は29日、このアヤックスの主将の交渉の進捗状況を伝えている。

この19歳の才能には、現在6000〜8000万ユーロの値札がついているようだ。「この高値にユベントス経営陣は好ましく思ってない」と同メディアは主張する。

そこで、デ・リフトとの交渉の仲介に当たっているミノ・ライオラは自身のクライアントであるFWモイーズ・キーン（18）を交渉に含ませる意向を伝えている。

この18歳にしてユベントスのトップチームに加わる才能だが、今シーズンの出場時間はわずか2試合。時間にして「13」分でしかない。

つまり、「豪腕」でしられるライオラは高騰するデ・リフトの移籍金を、キーンを含ませることによって引き下げる構えのようだ。

高齢化が進むユベントスDF陣に、ビアンコネーロの経営陣は歯止めをかけることができるのだろうか。

FWクリスティアーノ・ロナウド獲得時にも交渉に参加したアンドレア・アニェッリ会長も、デ・リフト獲得には前向きと伝えているが…。