C・ロナウドの起死回生弾! ユベントスが難敵アタランタにドローも初黒星は免れる
まさに千両役者の活躍!
後半もアタランタに押し込まれる展開でスタートするも53分、ケディラのシュートで反撃を開始する。
しかし、このプレーの流れでベンタンクールが故意ではなかったにせよ相手の足を踏んでしまい、この試合2枚目のイエローカードを提示される。
試合は40分近く残されているものの、難敵アタランタ相手に10人での戦いを強いられる。
すると恐れていた展開がユベントスを襲う。直後の56分、CKからふたたびサパタにネットを揺らされ逆転を許してしまう。
この展開にマッシミリアーノ・アッレグリが動く。57分、コスタを下げ、すでにスタンバイしていたピアニッチをピッチに送り込む。
さらに流れを変えたい指揮官は65分、ケディラを下げ、温存していたFWクリスティアーノ・ロナウドをピッチに送り込む。
すると73分、ジャンの突破からディバラがシュートを放つなど、押し込む展開がつづくと最後はクリスティアーノがFKを獲得する。
ピアニッチが蹴った誰にも触れず、ゴールラインを割るがビアンコネーロが流れを引き寄せにかかる。
すると78分、CKからクリスティアーノが混戦をかいくぐり、ヘディングシュートで値千金の同点弾を叩き込み、試合をふりだしに戻す。
流れを引き寄せたユベントスは88分、クリスティアーノの突破からFWマリオ・マンジュキッチに合わせるも、わずかに合わない。
しかし90分、セットプレーの流れからボヌッチがヘディングシュートでネットを揺らすがオフサイドの判定。
難敵アタランタ相手に一時は逆転を許すも、その後同点に追いつき底力をみせたユベントスは、今シーズンのリーグ戦初黒星だけは免れた。
▼試合結果
アタランタ 2-2 ユベントス
▼得点者
ベラト・ジムシティ(OG) 2’
ドゥバン・サパタ 25’
ドゥバン・サパタ 56’
クリスティアーノ・ロナウド 78’
著者:J-Journal 編集部 山口 努
コメント
サイドポジションが人手不足しかもロナウドとピャニッチ温存予定だったこの一戦はなおさら、最近アッレグリが本職トップ下のディバラをWGに配置して半ば潰れ役のような役割を担わせてまで4-3-3を嗜好する理由がなんなのか純粋に知りたい。