ローマ戦をスタンド観戦

ビアンコネーロ一筋のキャリアを送ってきたゼニトのMFクラウディオ・マルキージオがアリアンツ・スタジアムに帰ってきた。

ローマとの試合開始前、クラブは正式な「お別れ」をしていなかった功労者にセレモニーを用意した。

この様子を22日、イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか国内主要メディアが伝えている。

元ユベントスの背番号「8」がピッチに姿を現わすとスタンドにいたユベンティーニの拍手に包まれた。

マルキージオは用意されたマイクの前に立つと「私があなた方に贈ったすべてのものと、あなた方が私に贈ったすべてのものがここにあります」

「これは本当に素晴らしいことです。皆さん、ありがとうございました」と感情的なメッセージを全ユベンティーニに贈った。

“プリンチピーノ”（小さな王子）と愛されたマルキージオは、戦いの場こそ違えどこれからもユベントスの成功を心から祈っているはずだ。