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“プリンチピーノ”がCLへの想いを語る

元ユベントスの背番号「8」クラウディオ・マルキージオは、古巣のチームが今季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）の舞台で成功を収めると考えているようだ。

イタリア紙『LA STAMPA』が20日、現在ゼニト・サンクトペテルブルクでプレーする同選手の言葉を伝えた。

マルキージオは、ユベントスがCLラウンド16でアトレティコ・マドリーと対戦することについて「不運な組み合わせ？ ユーベはそのような見解をしてはいけない。今季のチームは、勝利する力があることを十分に理解しているよ」と語った。

また自身が経験した2017年のCL決勝戦については、「我々には何かが欠けていたんだ。だから勝てなかった。おそらく決意や集中のレベルでね……。」

「1-1に試合を持ち込むためのカーディフでの気力は、2度の良いプレー（マドリーの得点）によってこぼれ落ちてしまった。ベルリン（2015年のCL決勝）でも同じようなストーリーだったね。あのファイナルを忘れることはできないよ」と悔しさを滲ませている。

とはいえ“プリンチピーノ”は、今季のビアンコネーリの環境が「ビッグイヤー獲得に値する」との見解も示した。

そして「今季ユベントスが優勝したら後悔するか？」という記者から質問に対し、「たぶん一瞬だけ残念に思うだろうね。でも僕はユベンティーノさ。以前はクルヴァ（ゴール裏）にいて、そしてピッチに立った。今はまた観客席に戻ったんだ」

「それに僕はこのユニフォームでこんなにも多くのタイトルを獲得した。嘆くことなんてできないよ」と自身の想いを語った。

ビアンコネーロとともに成長を遂げた“小さな王子”は、一人のティフォージとしてユベントスの欧州制覇を心待ちにしている。