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クラブと選手の希望は果たして？

フィオレンティーナのFWフェデリコ・キエーザ（21）を巡り、ユベントスとインテルで争奪戦が勃発することになりそうだ。

イタリア紙『TUTTO SPORT』が30日、その現状を伝えている。

ユベントスは、クロアチア代表のFWマルコ・ピアツァ（23）を今夏フィオレンティーナにレンタルした。その際、キエーザの移籍についても話し合いが行われたと見られている。

だが、その話を進めていたジュゼッペ・マロッタ氏は10月にビアンコネーロを去った。そして同氏の次なる行き先はインテルが濃厚となっている。

そのマロッタ氏とフィオレンティーナのパンタレオ・コルヴィーノSD（スポーツディレクター）は現在も良好な関係を築いており、インテルがキエーザの獲得に乗り出した場合、ユベントスにとって強力なライバルになると予想。

そのことから『TUTTO SPORT』は、この若きイタリア代表FWの獲得を巡り“イタリア・ダービー”が繰り広げられると示唆している。そして、フィオレンティーナと選手の要望を満たすパーフェクトな条件を掲示する必要があると報じた。

なお、キエーザの評価額は現時点で5000～6000万ユーロ（約65～78億円）と伝えられている。

ヴィオラ（フィオレンティーナの愛称）のエースを巡る争いは現在もユベントスがポールポジションにいるとされているが、その様相が一変する可能性も無きにしも非ずだ。

来夏、ユベントスとインテルで熾烈な争奪戦が繰り広げられているかもしれない。