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バロンドーラーが違いをみせつける

今シーズン、リードを許して初めて後半をスタートするユベントスは開始33秒、デ・シリオのクロスにクリスティアーノが飛び込むもファウルの判定。

そして48分、混戦から怒涛の攻撃。ピアニッチのテクニカルなシュートがバーを直撃するなど好機を作るが、ゴールが遠い展開がつづく。

運に見放された展開がつづいた53分、ディバラの巧みな体の使い方で相手より先にボールに触れ、PK奪取に成功する。

このPKをクリスティアーノが左隅に豪快に蹴り込み、54分、ついに同点に追いつく。

その後ピアニッチとベンタンクールのポジションチェンジを行うなど、戦況打開を試みる。

逆転を目指すマッシミリアーノ・アッレグリは66分、FWフェデリコ・ベルナルデスキを下げWGファン・クアドラードを投入。

すると70分、クリスティアーノの見事なロングシュートが決まり、逆転に成功する。このゴラッソは、エンポリのティフォージをも興奮させる。

アッレグリは80分、ピアニッチを下げWGドウグラス・コスタを投入。クアドラードにCMFのポジションを任せる奇策を披露する。

その後は攻撃はトーンダウンさせ、リスクを犯さない展開でユベントスは試合を終わらせにかかる。

さらに90分、デ・シリオを下げDFアンドレア・バルザーリを投入。守備固めに入る。

アウェイで先制される苦しい展開だったが、その後バロンドーラーのドッピエッタで逆転に成功したユベントスは、今シーズン無敗を維持した。

これからビアンコネーロは現地時間11月3日のカリアリ戦まで試合がない。

この期間、多くの主力にゆっくり休養をとらせたいところだろう。

▼試合結果

エンポリ 1-2 ユベントス

▼得点者
フランチェスコ・カプート 28’
クリスティアーノ・ロナウド 54’（PK）70’

著者：Juventus Journal 編集部　山口 努