ユベントス、難敵にドローで連勝止まる… C・ロナウド、大記録達成も勝利で祝えず
後半開始早々の46分、SBアレックス・サンドロのグラウンダーのクロスにFWマリオ・マンジュキッチが飛び込むも得点には至らない。
このプレーで得たCKにDFメディ・ベナティアが合わせるも枠を捉えることができない。
追加点を奪い、現地時間23日に開催を控えるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を見据えた選手起用をみせたいユベントスは後半開始からテンションの高い攻撃を繰り返す。
しかし52分、一瞬のスキを突かれ現在世界中から注目を集めるFWクリシュトフ・ピアテクにミドルシュートを許すも、同胞のGKヴォイチェフ・シュチェスニーがファインセーブで凌ぐ。
さらに56分、CKからまたもピアテクに頭で合わせられるが今度は枠を捉えることができない。
少し受け身になりかけたユベントスは59分、クアドラードを下げWGドウグラス・コスタをピッチに送り込む。
ブラジル代表WGにとってCLバレンシア以来、セリエAでは4試合出場停止が下されたサッスオーロ戦以来となる処分明けの出場。
しかし67分、クリアボールがゴールライン上で残り、ユベントスDF陣が気を緩めたスキを突かれたクロスボールを頭で合わせられ、よもやの同点を許してしまう。
ホームで勝利したいビアンコネーロは69分、サンドロのクロスにクリスティアーノが頭で合わせるも枠を捉えることができない。
つづく71分、MFブレーズ・マテュイディを下げFWパウロ・ディバラを投入。勝ち越し点を奪いにいく。
この試合も抜群の存在感をみせていたピアニッチは74分、ミドルシュートを放つも枠を捉えることができない。
さらに76分、PA内でディバラが左足で狙う。だが、これも得点には至らない。
勝ち越し点を奪いたいユベントスは81分、マンジュキッチを下げFWフェデリコ・ベルナルデスキを投入し、交代カードを切り終える。
その後も攻めつづけるもゴールが遠く、試合を終えた。この結果、公式戦の連勝は「10」で止まった。
多少の運に左右されたとはいえ、追加点を奪う姿勢に課題を残す結果となった。
この悔しさをCLマンチェスター・ユナイテッド戦にぶつけたいところだろう。
▼試合結果
ユベントス 1-1 ジェノア
▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 18’
ダニエル・ベッサ 67’
著者:Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
話題のピョンテクも不発だったけど後半それなりに可能性を感じるシーンもあったな。
しかし連勝記録途絶えたのが残念。失点シーンは稀に見る奇妙なゴールでした。ボヌッチとべナディアはコーナーになると踏んだのかマークがお粗末だった。