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ポルトガル“トライアングル”を築けるか

ユベントスは今シーズン中に、3人目のポルトガル人選手と契約するかもしれない。

かつてビアンコネーロの獲得リストに名前があった、バイエルン・ミュンヘンのMFレナト・サンチェス（21）だ。

現地時間22日、ドイツ主要メディアがその動向を伝えている。

このポルトガル代表MFは2015/16シーズン、ユベントスをはじめプレミアリーグの強豪など、多くのビッグクラブが獲得に名乗りを上げた。

バイエルンは、当時18歳だったレナトに異例の3500万ユーロを用意し5年契約で獲得した。

鳴り物入りでポルトガルからドイツに渡った才能だが、たしかな足跡を残せなかった。

ドイツの盟主に加入した2016/17シーズンはわずか17試合の出場に留まり、翌シーズンにはスウォンジーへレンタルに出された。

プレミアリーグでもわずか14試合の出場に留まり、大きなインパクトを残せずにいた。

今シーズン、ニコ・コヴァチ新監督に呼び戻されたレナト・サンチェスだが、ベンチ外の日々を送っている。

しかし、先日のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ベンフィカ戦では先発フル出場を果たし、自身の古巣から先制点を奪ってみせた。

現地時間22日シャルケ戦でも、87分からピッチに立っており新監督の信頼を徐々につかみ始めている。

レナトは2016年、18歳にして欧州選手権に出場。あまりの能力の高さに年齢詐称疑惑が起こったほどだ。

それから2年。同選手は年齢を疑われるほどのインパクトを残していないのが実情だろう。

果たしてレナトは、FWクリスティアーノ・ロナウド（33）、SBジョアン・カンセロ（24）といった同胞の先輩たちが所属するユベントスからの誘いを受けるのだろうか。