父親はポルトガル代表には帯同せずトリノでコンディション強化へ

ユベントスのクリスティアーノ・ロナウドは新天地イタリアで3試合を終え、いまだ無得点に終わっている。

しかし、先日「プルチーニ2010」に入団した息子クリスティアーノ・ロナウドJrは、デビュー戦で驚異の4得点を記録した。

現地時間3日、このニュースをイタリア主要メディアほか各国メディアが伝えている。

「Jr」はルチェント戦に出場。チームメイトから「クリス」の愛称で呼ばれ、彼らとともに5-1の勝利に大きく貢献した。

父親が無得点で苦しむ中、息子が大活躍しただけにクリスティアーノの風当たりは強くなっている。

だが、ポルトガル代表の主将でもあるユベントスの背番号「7」は、同代表監督フェルナンド・サントスに招集辞退を申し出たようだ。

現地時間1日、ポルトガルメディアはこの同国代表監督のコメントを掲載。

「クリスティアーノ？ 彼と話をした。新天地トリノで順応プロセスに光を当てることにした」

「彼は新しいチームと契約したばかりだ。彼は我々と一緒に行動を共にしないだろう」と代表チームに帯同しないことをほのめかした。

このことからイタリア主要メディアは「クリスティアーノは、トリノでのトレーニングを行う」と主張。

息子に“先を越された”父親は、インターナショナルウィークが終了して迎える現地時間16日、サッスオーロ戦で初ゴールを期待されている。

今シーズン、アリアンツ・スタジアムでの2戦目はことのほか多くの注目を集めそうだ。