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CL制覇が実現可能なものに

チャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ抽選会が現地時間30日にモナコで開催されたが、他クラブはビアンコネーロに対する警戒を強めていたことだろう。

その中、ユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOは欧州の舞台に対する捉え方を自らの言葉で表しているようだ。

現地時間29日、イギリスメディア『Sky Sport Italia』がこれを伝えている。

「至って単純な組み合わせになったと周囲は口を揃えるだろう。しかし全ては我々次第だ」

「（CLは）結果のみがタイトルの行方を決定づけるトーナメントである。我々がリラックスすることはない」

またマロッタCEOは今夏に世界的スーパースターの獲得により、ユベントスが周囲からさらに一目置かれている現状についても触れている。

「我々が優勝候補であるかどうか私には分からない。しかし我々は優勝候補のクラブに囲まれているし、その事実から目を反らしてはならない」

「ロナウドの加入はまさに並外れた出来事だった。アニェッリが力を尽くしてくれた」

「我々は（CL制覇という）明らかに“夢”にしかすぎないものを掴むためにもスカッド全体の底上げを図りたいと考えていた。我々はその“夢”が現実のものに変えることができると願っている」

ユベントスの欧州における地位はカルチョ界での覇権を握り続け、かつC・ロナウド獲得により、最高峰手前までに及んでいることは周知のとおりだ。

言い換えれば、ここ数シーズンに渡り積み上げてきた実績により“バロンドーラー”に一流のクラブと認められ、タイトル奪取へ「我々次第」と公言するまでに至っていることを意味するのだろう。