ついに「メガクラブ」の領域へ

ユベントスは今シーズンの開幕戦は、一時逆転される苦戦を強いられたものの3-2で勝利を収めた。

現地時間20日、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は開幕戦にベンチに座った選手たちの「価格」に注目している。

同紙によれば、この試合でベンチ入りしたユベントス選手の総額は２億8200万ユーロにものぼるという。

日本円にして、約358億円。これは欧州でも屈指の、驚異的な金額のようだ。

今夏獲得したFWクリスティアーノ・ロナウドをはじめ、欧州のメガクラブが触手を伸ばす才能を数多く揃える。

FWパウロ・ディバラ、FWドウグラス・コスタ、MFミラレム・ピアニッチ、DFレオナルド・ボヌッチは常に狙われている存在だ。

この日のベンチにもGKマッティア・ペリン、DFダニエレ・ルガーニ、DFメディ・ベナティア。

MFエムレ・ジャン、MFブレーズ・マテュイディ、MFロドリゴ・ベンタンクール、FWマリオ・マンジュキッチを座らせた。

今夏のメルカートで、幾度となく名前が挙がった才能たちだ。

今シーズンの活躍次第では、選手はもちろん、チームの資産価値も驚異的な数字を叩き出す予感が漂っている。

ユベントスは今シーズンもセリエA8連覇、コッパ・イタリア5連覇、そして23年ぶりとなる悲願のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇の「三冠」を目指す。

この快挙を仮に達成した場合、現在でも驚異的な数字はさらに上昇しそうだ。

その“手綱”を任されたマッシミリアーノ・アッレグリの手腕にも、大きな期待が寄せられている。