試合終盤にドラマ! ユベントス、ATに2点を返しドルトムントに4-4と引き分ける
ヴラホヴィッチが2G1A
迎えた後半46分、コープマイネルスからの浮き球のボールにオペンダがバイシクルシュートで合わせるなど、立ち上がりからビアンコネーリが見せ場を作る。
しかし52分、先にネットを揺らしたのはドルトムントだった。
FWカリム・アデイェミがボックス手前でFWセール・ギラシのパスを受けると、そこから一気に加速。
密集の中から素早い振りでシュートを放たれると、ボールはゴール右隅に吸いまれ0-1。先制を許してしまう。
その後56分にもギラシに決定的な場面を作られるビアンコネーリ。ディ・グレゴーリオの好セーブで何とか事なきを得るが、危険な場面が続く。
策をうちたいユベントス。イゴール・トゥドール監督は60分に、2枚のカードを切る。
デイヴィッドとマッケニーに代え、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとSBジョアン・マリオをピッチへ。
すると64分、背番号「10」を背負う“神童”が流れを変える。
途中出場のJ・マリオが右サイドからカットインし、ボールがユルディズに渡ると、このトルコ代表がゴール前左45度の角度から右足を一閃。
キレイな弧を描いたボールはゴールに吸い込まれ、1-1と同点に持ち込む。
だが喜びも束の間、直後の65分にMFフェリックス・ヌメチャに1点を返され勝ち越しを許す展開に。
それでも68分には途中投入のヴラホヴィッチが、カウンターから得意の背後への抜け出しでGKと一対一を迎え、右足でシュート。
コベルの届かない絶妙なコースに放ったボールがネットに突き刺さり、2-2とふたたび同点に持ち込むことに成功する。
69分、トゥドールはさらに2枚のカードを切る。
オペンダとコープマイネルスに代えてMFマヌエル・ロカテッリとMFヴァシリィエ・アジッチがピッチへ。
だが74分、テュラムが自陣でボールをロストすると、MFヤン・コウトにそのままゴールへ流し込まれ2-3。三度(みたび)リードを奪われてしまう。
さらに83分、ドルトムントのカウンター対応に回ったケリーがPA内でハンドを取られPKのジャッジが下される。
そしてこれを86分にDFラミ・ベンセバイニに冷静に沈められ2-4。リードを2点に広げられる。
87分、トゥドールは最後のカードを切り、ユルディズに代えてWGエドン・ジェグロヴァを投入。巻き返しを図る。
一矢報いたいユベントス、するとアディショナルタイム94分にはカルルのクロスに飛び込んだヴラホヴィッチが1点を返し3-4。1点差に詰め寄る。
そして96分、ヴラホヴィッチのクロスから今度はケリーが決めて4-4。土壇場で試合は同点に。
そしてそのままゲームは決着。最後まで戦う姿勢を貫いたユベントスがアディショナルタイムに2点を返し、4-4と引き分けに持ち込むことに成功した。
ユベントス 4-4ドルトムント
▼得点者
アデイェミ 52’ A:ギラシ
ユルディズ 63′ A:J・マリオ
ヌメチャ 65’ A:アデイェミ
ヴラホヴィッチ 68’ A:ユルディズ
ヤン・コウト 74’ A:ザビッツァー
ベンセバイニ 86’(PK)
ヴラホヴィッチ 90’+4 A:カルル
ケリー 90’+6 A:ヴラホヴィッチ
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
ヴラホはインタビューの発言からもメンタルが回復してきてるのを感じるわ
モチベータータイプの監督との方が合うんだろうな
ディ・グレゴーリオには期待を込めてもう少し頑張って欲しいです
ポジショニングの問題なのか、それともDFのブロックとの連携なのか・・・
どうも防げた失点もあるように感じるよね
特に3点目のニア抜かれたやつは止めて欲しかった
ブスケツみたいなアンカー欲しいです
4点目取ったから救われたけど、ケリーのところから3失点は軽すぎるやろ。
まだケリーに一方的な憎しみ持ってる人いるのか・・
前節3失点、今節4失点・・・「負けなかっただけ良かった」という意見も多いですが、ボロボロに守備崩壊しててこの先大丈夫かな。今はまだ黒星は付いてはいないけど、このままだと化けの皮剥がれそう。
よく負けなかったなあ
ドルトムントの方がダメージがデカいだろう
ドゥシャンありがとう
攻撃面は良いんだけどケリー、カンビアーゾ、チュラムの左サイド軽いんだよな
取りに行ってとか仕掛けてロストとか多い
86分で4-2の時は正直もう厳しいかと思った。インテルの時より難しいかと思ったけど、そこから折れずに引き分けたのが本当に誇らしい。ドゥシャンも不貞腐れずにチームに貢献してくれて本当にありがとう。不満因子になるのとこうして貢献してくれるのとでは、チームの雰囲気から見ても全然違う。守備に関しては、ドルトムントのフィニッシュのクオリティが高かったようにも思うけど、慣れてないハイラインすると裏がボロボロだから、ハイライン時の守備システム再構築してほしいかな。でも満足感のあるゲームでだった!FINO ALLA FINEがこの二試合体現されてる!
ジェグロバ×マリオの右サイド ユルディズ×カンビアーゾの左サイドのクオリティーは凄まじい。守備は不安要素が多すぎるけど、この勝ち点1は大きいはず。ブラホビッチは相手が引いてこないで殴り合いしてくれるタイプだと輝くし、毎試合この熱量で取り組んでくれればいいんだけど気分屋なのを変えて欲しいところ。とにかく素晴らしい試合!!!fino alla fine!!
イタリア代表もユベントスもどーしたんだよ
試合まだ見てないけどどーしてこーなった
最後までヴラホが一番戦ってたわ
前に勝ってる時しか使えないとか言ってた人観てたか?
直前のダービーで消耗してたのもあるやろうけど要らん失点が多すぎる
逆に前線はかなり期待出来そうな雰囲気
以前、代表では守備免除だからパフォーマンスがいいという発言で物議になったことがあったけど
スタメンで守備タスクも持たされるとスタミナ配分を考えて持ち味が出ないけど、後半途中の出場だと全開で行けるから守備タスクがあろうが持ち味が出るということなのかなと感じたわ
そりゃ誰だってスタメンで出たいだろうけど、この起用法がブラホにとっても良かったりして