カルル 【6】
右WBでの先発はサプライズ。サイドだけでなく状況に応じてピッチ中央でボールを受けるなど柔軟にプレー。チコとの連動した動きも見せてはいたが、今後はスピードアップが課題。

ロカテッリ（57分までプレー）  【6】
派手さはないが、チームに一定の規律をもたらす“メトロノーム”。敵陣でテンポよくボールを繋ぎ、ときには前線のスペースを狙ったスプリントも見せている。守備における危機察知能力は今季も健在。

テュラム 【6.5】
誰よりも前への意識が強く、パルマ守備陣をものともせずに敵陣の深い位置へとボールを運んだ。フィニッシュワークでもう少しクオリティを上げたいところだが、それを差し引いても彼の存在価値は大きい。

カンビアーゾ （83分に退場）【5】
技術力は言うまでもなく、この試合では即時奪回の意識や1対1での守備に成長が見られた。相手の挑発に対する報復行為は褒められたものではないが…。

F・コンセイサオ（80分までプレー） 【6.5】
ゴールへの意識が強く、パルマGK鈴木彩艶を脅かすシュートをいくつも放った。何もないところから個でチャンスを生み出すイメージは持ち合わせているが、チームで崩すビジョンが創出できれば、より驚異的な選手へと成長するだろう。

J・デイヴィス（80分までプレー）【7】
前を向いてプレーできる機会は少なかったが、ユルディズからの鋭いクロスを華麗に合わせてデビュー戦初ゴール。ボールを受ける動きも絶妙で、最適なスペースを狙う術を心得ている選手だ。