「ラストダンス」

ビアンコネーリは現地時間25日、カンピオナート最終節を迎え、ヴェネツィアのホームに乗り込む。

勝利すれば、5位ローマ、6位ラツィオの成績に関係なく来シーズンのCL（チャンピオンズリーグ）出場権を獲得するユベントス。

今節はSBニコロ・サヴォーナ、MFケフラン・テュラムに復帰する一方、DFレナト・ベイガが負傷欠場する可能性が浮上している。

イギリスメディア『Sky Sport』ほかイタリア主要各紙は25日、ヴェネツィア戦の先発メンバーを予想。

ベイガの欠場に伴い、3バックにはDFフェデリコ・ガッティの強行出場を出場するメディアもある。

その一方で、ウディネーゼ戦では高パフォーマンスを披露したSBアルベルト・コスタが3バックの一角に入る可能性が浮上している。

そして、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチがカンピオナートでは、ユベントスのジョカトーレとしてラストマッチになるだろう。

イタリア紙『Corriere dello Sport』は22日、「ヴラホヴィッチにとって、ヴェネツィアでの夜がこのクラブでのラストダンスになる」

「ユベントスの背番号『9』は、ビアンコネーリでの旅が終わろうとしている」

「エンドクレジットが流される前に、ヴラホヴィッチは思い出に残る夜を探している」と活躍に期待を寄せた。

カンピオナート最終節に勝利すれば来シーズンのCL出場権獲得が決まる、ヴェッキア・シニョーラ（ユベントスの愛称）。

「水の都」ヴェネツィアで歓喜の瞬間を迎えることができるか。“有終の美”を期待したい。