【JJパジェッレ】セリエA第35節 ボローニャ対ユベントス
ウェア(86分までプレー)【5】
カンビアーギやミランダの圧力に押され攻撃フェーズでは沈黙。重心を下げてカルルをサポートしたものの、失点時には中途半端なポジショニングで混乱を引き起こした。後半途中から左へ移動するも効果は薄い。
ロカテッリ(77分までプレー) 【6】
闘志溢れるプレーでチームを牽引。最終ラインの手前でフレキシブルに動き、デュエルにシュートブロックと至るところで存在感を示した。ビルドアップでも効果的な縦パスを狙ったが、勝ち点3には及ばず。
カンビアーゾ(68分までプレー) 【6.5】
ピッチを縦横無尽に動き、先制時には右サイドに寄ってボールを回収し、中央から左のテュラムへと繋いで先制ゴールをアシスト。守備でも軽快な動きで相手を抑え、後半早々にはVARで取り消されたものの(つま先がわずかにラインの外)、裏抜けから左足でゴールネットを揺らした。失点への関与があったとはいえ、負傷さえなければポジティブな結果を生み出すだけのクオリティがあった。
N・ゴンサレース(77分までプレー)【6】
最前線でボールを引き出し、運ぶドリブルでカウンターの起点に。さらに、コロ・ムアニとポジションを入れ替てポスト役もこなしている。58分にはDFを背負っての反転シュートでGKを強襲。相変わらずゴールだけが不足していた。
マッケニー【6.5】
相手に囲まれながらも細かいタッチでボールをキープし、周囲の味方と連携して攻撃にリズムをもたらした。A・コスタが彼の“プレゼントパス”を決めていれば(76分)、この上ない結果が得られただろう。紛れもなくチームにとって欠かせないピースだった。
コロ・ムアニ(87分までプレー)【6】
ドリブルは相手にさえぎられ、ボックス内ではプレー選択ミスも目立った。それでも献身的にスペースを狙った動きでマークを撹乱。周囲のチームメイトをフリーにする動き出しがあった。76分のA・コスタのビッグチャンスは、彼の仕掛けから生まれている。