モッタ監督、復調の兆しを感じさせるユベントスに「FW陣とMF陣のおかげで…」
2025/03/09
「彼は完璧な監督」
現在カンピオナートで5連勝を飾り、4位に浮上したビアンコネーリは9日、ホームで3位アタランタと直接対決を迎える。
互いにスクデットレースに残るためには、落とせない一戦となる。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など多数メディアは8日、ティアゴ・モッタ監督の前日会見の模様を抜粋して報じた。
――直近のカリアリ戦やヴェローナ戦では、多くのチャンスを作りましたが、成果はほとんどありませんでした。ゴール前でより「攻撃的」になるためにチームがどのようにトレーニングしているのか、それとも単に自信の問題なのかを知りたいです。
「あなたの言ったことはとても正しい。我々はチャンスを創造しつづけなければならない」
「明日のアタランタの強みは、我々がそのエリアに到達するのをできるだけ許さないことだということをつねに認識している」
「我々は外側と内側の両方から、組み合わせて、深さを攻撃することで、時間を作り、後方からのオーバーラップを待つ」
「創造性を働かせ、巧くフィニッシュする確率、より良いフィニッシュする確率を高めなければならない」
――ユベントスは現在、リーグトップの失点の少なさです。守備陣には誇りを持っていますか?
「この機会にしっかり説明しておく必要があるが、失点の少なさは(FWドゥシャン・)ヴラホヴィッチ」
「ニコ(MFニコラス・ゴンサレスの愛称)、(FWフランシスコ・)コンセイサオを祝福したい」
コメント
改めて師事した監督を並べられると凄い経歴。
個人的にモッタを気に入っているポイントは、ポゼッション志向だけど守備を重視してバランスを取るところ。グアルディオラは凄いと思うけど、変なところで実験したり、守備がガタつき易いところがあまり好きになれない。モウリーニョのようなモチベーターで、ラニエリ、アンチェロッティのようなマネジメントをするというのは欲張り過ぎかもしれないが、本人がそれを意識しているのは心強い。バルサイズムを持ちつつ手堅く勝負にこだわってくれれば、ユベントスらしいポゼッション型のチームができるかもしれない。
アタランタ戦もぜひ勝負にこだわった采配を期待したい。