カンビアーゾ（12分から出場） 【6】
ヴェイガの負傷により前半すぐにピッチへ。左SBとして積極的に高い位置を取り、1度はゴールに近づくシーンも。攻守でバランスを保ちながらペリシッチを執拗なマークでイラつかせたが、0-1のシーンではこの元ネラッズーリに上手く左のスペースを使われてしまった。

ユルディズ（77分から出場） 【5】
F・コンセイサオと交代で右へ。いい形でボールを受けられなければ、受けても相手に囲まれて持ち味を出せなかった。必要のない警告も受け、あまり試合に影響を与えられていない。

テュラム（77分から出場） 【6】
ロカテッリとの交代で中盤へ。真ん中で体を張ってボールを回収し、勢いのある攻撃参加で反撃の原動力となっていた。113分には力強いドリブル突破でボックス内に侵入し、シュートに持ち込むもキックミス。頭を抱えるしかなかった。

サヴォーナ（77分から出場） 【4.5】
コープとの交代でピッチに入り左SBへ。対峙したバカヨコを抑えるのに苦労し、失点の流れにも関与。104分にはバングーラのクロスを頭で合わせてゴールに近づいたが、GKベニテスに抑えられた。

ヴラホヴィッチ（90分から出場） 【5.5】
コロ・ムアニとの交代で後半終了間際から出場。最前線で相手のマークに苦しめられたが、105分には大外でクロスボールに飛び込みポスト直撃のシュートを放った。英雄となれるチャンスだったが…。

バングーラ（90分から出場） 【6】
途中出場のカンビアーゾに代わり延長前半から出場。軽快に左サイドで仕掛けてサヴォーナとヴラホヴィッチに絶好球を送り、117分には自らシュートチャンスも決めきれなかった。クオリティは示しながらも救世主にはなれず。

モッタ監督 【4.5】
前半はチャンスを作り出したが、後半は完全に相手ペースに。ヴェイガの負傷という不運はあったものの、それ以上に後半はギアを上げてきた相手に対処できず、選手交代もチームが堅実さを失う一つの要因となってしまった。あらゆる言い訳はできない。